へえーこんなことが起きるんだ!と思わず唸ってしまいました。
日経紙を読んでいない人のために紹介します。
HOYA株は9月末に1株を4株に分割。分割直前の株価が14800円だったので計算どおりにいけば、分割後は3700円位になりますね。
分割直前、HOYA株は日証金で21万株の株不足(融資株より貸株の法が多く、その分金融機関等から借りていた)になっていたので、日証金としては84万株にして返さなければなりません。
そこで日証金が不足分63万株を入札に出しました。
問題はここで起きたのです。応札するところは、普通ならば3700円位で応札するのですが、なんと2600円で応札してしまったというのです。
要するにチョンボをしたのですね。でもこの価格が権利処理価格になります。
信用取引でHOYA株を買っている場合、建値=買値-権利処理価格 ですね。したがって、14800円で買った場合は、14800-(2600×3)=7000円となってしまいます。
時価3700円とすれば、3400円も損になってしまいました。
信用取引で売っていた場合は大もうけですね。なんとも変な話ですが、入札→応札は成立しているから覆ることはないと。
日経紙を読んでいない人のために紹介します。
HOYA株は9月末に1株を4株に分割。分割直前の株価が14800円だったので計算どおりにいけば、分割後は3700円位になりますね。
分割直前、HOYA株は日証金で21万株の株不足(融資株より貸株の法が多く、その分金融機関等から借りていた)になっていたので、日証金としては84万株にして返さなければなりません。
そこで日証金が不足分63万株を入札に出しました。
問題はここで起きたのです。応札するところは、普通ならば3700円位で応札するのですが、なんと2600円で応札してしまったというのです。
要するにチョンボをしたのですね。でもこの価格が権利処理価格になります。
信用取引でHOYA株を買っている場合、建値=買値-権利処理価格 ですね。したがって、14800円で買った場合は、14800-(2600×3)=7000円となってしまいます。
時価3700円とすれば、3400円も損になってしまいました。
信用取引で売っていた場合は大もうけですね。なんとも変な話ですが、入札→応札は成立しているから覆ることはないと。