浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

東北紀行

2016-03-18 23:17:06 | 
火曜日から金曜日まで東北を回っていました。

まずは岩手県の宮古市へ。僕の父の実家である釜石よりちょっと上、あまちゃんの舞台になった久慈市よりはちょっと下、というところです。

僕の父は高校を出てすぐ茨城に出てきて、その時のヒット曲が森進一の「港町ブルース」、夜勤の時にラジオを聞くと故郷を思い出し感慨にふけったとのこと。「宮古、釜石、気仙沼」と故郷の地名が出てくるので。



北は函館から、南は鹿児島まで、男の影を思いながら港を回る女心を歌った名曲ですよ。

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背伸びして見る海峡を
今日も汽笛が遠ざかる
あなたに上げた夜を返して

流す涙で割る酒は
騙した男の味がする
あなたの影をひきずりながら
港、宮古、釜石、気仙沼
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いいですな!

宮古ではお寿司とお魚を地酒を頂き、その次の日は盛岡にて晩ごはん。

ちょっといいお店に連れてって頂きまして、吉次の焼きだのメヌケの刺し身など頂きました。吉次は「キンキ」とか呼ばれるんだけど、今となっては結構な高級魚です。子どもの頃、釜石の親戚の家ではよく出てきたものだけど。
メヌケは深海魚で釣り上げた時に水圧で目が抜けているから「メヌケ」、煮付けが美味いけど刺し身では初めて食べた。あとはメカブもずるずる頂く。メカブ大好き。

盛岡を車で走っているとクラフトビールの醸造所を見つけて当然立ち寄り。



「ベアレンビール」という地元の蒸留所のようです。おみやげに買っただけでまだ飲んでないけど楽しみ。

いいね、東北。