浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

首折れ

2014-05-13 23:09:04 | 食べ物
食の好みってのは人それぞれでその土地土地のものを食べても口に合わなかったりする。

たとえば名古屋に行った人なんかは「名古屋はなんにでも味噌かけてさー」なんて言ったりする。僕も確かに最初は「あのさー、トンカツに味噌かけるっておかしいだろ(ってか2人で行っているのになんで手羽先10人前も頼むんだよ)」とか思った。

でも名古屋に1ヶ月くらい滞在していた時の終盤には何故か味噌カツ食べたら「いやーん、癒される~、疲れ取れる~」と実感してた。

やっぱり土地土地の食べ物というのはその土地の気候風土に合っているからその土地に馴染めば馴染むほど旨い。

特に土地によって違うのは発酵食品。なぜ発酵食品が土地によって(これは日本だけじゃなくて世界全般に)これほど好みがわかれるのかということは今度話す。

日本では醤油の味が土地によって違うよね。

特に九州の醤油ってかなり甘い醤油で、僕だって最初はほんとに違和感があった。

でも慣れると旨いよ~。特に九州地物の魚の刺身なんかはめちゃくちゃ合う。

つーことで鹿児島で首折れサバの刺身。

あどでー、えっどねー、首折れサバってねー、屋久島で水揚げされるサバのことなの。鮮度を保つために捕れたらすぐ首折って血を抜くの。だから旨いの。

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