浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

背番号の系譜

2008-03-23 21:55:34 | スポーツ
前に書いた「ジャイアント・キリング」というサッカー漫画でかなり好きなシーンは、サテライト上がりの椿という選手の後ろ姿を見て古くからのサポーターが「背番号7を背負って敵に切り込んでく姿見てるとあいつを思い出すぜ」と昔を懐かしむシーン。(漫画の主人公である監督、達海は元このチームで背番号7番の名選手だった)

背番号のあるスポーツ(特にプロ)だと受け継がれていく番号、というのがあっていいよね。

たとえば野球だと古くは長島の3、王の1なんだろうし、NHL(アメリカのプロアイスホッケーリーグ)だと【The Great One】グレツキーの99番、バスケだとジョーダンの23番とかね。僕はデニス・ロッドマンの10番も好きだったなー。

昔大学の頃にワールドサッカー好きのくらうちと話していたときに「ワールドサッカーでは18番はエースナンバー」という話をしていた。ちょうどレオナルドがブラジル代表で18番をつけてたんだじゃなかったかな。

最近、(我が)アントラーズが結構調子がいいんだけど、そこでも背番号は結構受け継がれている。
特に顕著なのが栄えある2番。この番号はもともとジョルジーニョがつけてて、それを名良橋が受け継いで、更に今は内田がつけている。右サイドバックの系譜、という感じでかなり良いね。


名良橋、ジョルジーニョ。

しかしまぁ内田はなんと19歳。ちゃんと育ってくれるならあと10年、鹿島の右サイドは安泰だし、体に気をつけてくれるなら15年は持つかも知れない。

アントラーズ不動の右サイドバックだった名良橋が引退するとき、「本人が嫌がっても(内田に2番を)つけさせて」と言ったんだって。

こういう歴史を見ていく、というのもスポーツの醍醐味ではあるね、確実に。

というわけで開幕2連勝、いまだ失点なし。今シーズンはいいねぇ。

ACLでも2試合やって9-1、6-0という大人気ない(笑)勝ち方でグループ首位。いいんじゃないの~今年は。

自分の生まれた町にサッカーチーム(サッカーじゃなくてもいいけど)があってそのチームが強い、というのは非常に幸福だと思う。

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