浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

だーっと本の話を書きます。

2008-10-18 12:00:49 | 
最近、図書館を見つけたのでとにかく読むだけならたくさんの本を読んでいる。

30分ほど図書館に居てタイトルだけでも気になるほんをガバガバと抱え、借り出して図書館のカフェで品定めする。場合によってはその場で一冊読んでしまってそれは返して帰ってくる、みたいな乱暴な読み方をしています。

面白ければそのまま読むし、そうでもないな、と思えば読まずに次週返しに行く。

そんな中で読んだ本。

村上 春樹
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村上春樹の主に米国で翻訳された短編を再度収録したもの。80-91ということで、ちょうど僕が好きな「TVピープル」「パン屋再襲撃」という短編集から取られているものが多い。あまり取りざたされてないけど僕は「ファミリー・アフェア」という短編が好きです。この本にも入っているけど。妹が居るとこういうのってなんとなくわかる。



歴代ローマ皇帝の中で「愚帝」と呼ばれた人々を集めた本。カリグラ、ネロ、カラカラ…。少し大げさでしょ、と思うところもあるけどよくもまぁこんな人たちが皇帝やっててローマ帝国は続いたものだなぁ、と思えるね。「何故、皇帝がこのような状態なのにローマ帝国は続いたのか?」という考察が最終章。



新井素子が編纂した星新一の作品集。何篇入っているのかな?忘れたけど。昔から星新一が好きなのでこれも出たときに「ほしいなぁ」と思ってたんだけどそもそもだいたい文庫本で持っているので躊躇していました。すべてはショートショートで枕元において寝る前に何篇か、という感じで読むのが楽しかった。

金城 一紀
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金城一紀のゾンビーズシリーズ。漫画化されていたので読んでいたし、映画も見てはいないけどなんとなくは知っていた。でもやっぱオリジナルはいいね。かなりグッと来た。単なる青春モノだと敬遠されている方がいたらお勧めしたい。やっぱりかなり骨がありますよ。



あと、これは図書館で借りた本じゃないけど、伊坂幸太郎の最新作。

雑誌モーニングに連載されていたものの単行本化。ちまちま読んでて一回一回は短かったんだけどまとめるとこんな厚さになるのね。結構な大作じゃん。これから読みます。

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