浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

たんぽぽ畑のキャッチャー

2008-07-22 01:09:16 | 日記
32歳というのは少年ホールデンを気取るにはいささかとうが立ちすぎていますが。

この3連休、たくさん振ってくる仕事の数々をちぎっては投げちぎっては投げ(いくつかはほったらかし)札幌に行ってきました。

結構久しぶり。多分1年振りくらいですかね。

目的は2つ。我がエンジェルである子供たち(大学の同級生の長男長女)に会うこと。それと大学卒業10周年記念同窓会に参加すること。

何度来ても思うけど札幌と言うのは僕にとっては第二の故郷で、千歳空港に降り立った瞬間に「帰ってきた~」と思う。灼熱の東京から来た身にとっては夏の札幌ほど気持ちいい空気はないね。

札幌から一路、友人の家まで電車で向かう。

この友人(女性)は外国に住んでいてたまに札幌に一家で里帰りしてくるのでそのタイミングにあわせて僕もお伺いする。いや、お伺いするどころか、バーベキューもごちそうになり、ビールもいただき、さらには泊めて貰う。

カキとかホタテとかホッキとかジンギスカンとかおにぎりとかたっぷりいただきました。
はい、すいません、遠慮をしない人間で。

もうその家に入るときは「ただいま~」という感じ。

その友人の長男長女がこれまたキュート。僕のAngelsです。あ、もちろん僕の姪っ子は女神。

公園で遊ぶ。

「たいして広くもない公園の片隅のたんぽぽ畑で子供たちがサッカーをしているわけさ。それで僕は車が通る道路の淵に立っているんだ。前を見ず道路に飛び出しそうになる子供たちをどこからともなくさっと現れてキャッチするんだ。なんというかただそういうものになりたいんだ」

ほんとに「キャッチャー・イン・ザ・ライ」じゃないけど、子供たちが遊んでいる姿を見ながら「そっちに行ったら危ないよ」なんて言ってる幸せは確実にあるな。

同窓会のほうはと言うとあまりに皆変わっておらず拍子抜けした感じ。もちろん楽しかったけど、終わった後に友人と2人で反省会と称して3時くらいまで酒を飲んでいたけどそれがかなり面白かった。

その女性は大学卒業後、海外に出、ずっと海外暮らしをしているわけだけど、海外暮らしにおけるアイデンティティクライシスとか、宗教観とかがかなり興味深かった。特に宗教観。もちろん宗教観と言っても僕も彼女も宗教観は典型的な日本人の宗教観なわけだけど、それが海外生活においていろいろ考えることが多いという話。

お酒を飲んでいて何が楽しいって、そういう多少アカデミックな会話が終着点なく続いていくことだよね。宇宙の果ての話や数学の話、果ては世界平和の話まで転がっていく。脳の中のシナプスが(ようしらんけど)ビシバシと発火していく感じがする。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よね3)
2008-07-22 01:45:52
で、〆にスープカレーをハシゴするという暴挙にw
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Unknown (show)
2008-07-22 01:59:23
ええ、もう暴挙にw

あなたのせいです。うそです、その節はありがとうございました。その件はきちっとレポートします。
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Unknown (UME)
2008-07-22 08:08:06
アイデンティティクライシスの意味が解らなくて残念です。
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Unknown (show)
2008-07-22 21:53:43
アイデンティティがクライシすることです。

冗談です。

自己の存在を否定されちゃう感じですかね。
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Unknown (あき)
2008-07-22 22:15:52
最初の札幌駅の写真に反応してやってきましたw


アカデミックな会話。
答えの出ない会話とか、やっぱり出来るのは、学生時代の友達だけなんですよね、私は。
学生時代のように話せる時間が少ないのが寂しいです。
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Unknown (りちゅ)
2008-07-22 23:00:59
そういえば、カキをこうやって食べたことないです。
激しく食べたーい!
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Unknown (show)
2008-07-23 23:22:00
>あきさん

反応していただけましたかw

終着点がないと思っていたら意外なところに執着するような話が最高に面白いですね。メールや電話もありますけどやっぱりライブで話しているのが楽しいですよね~。

>りちゅさん

カキの一番美味しい食べ方は炭火で焼いてアヂアヂといいながら飲むことですよ。二番目はカキフライですね。北海道はカキも安くていいですよね。
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