浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

アメフトとアイスホッケーと

2014-09-18 11:30:51 | スポーツ

最近、お誘いいただいてXリーグの試合を観に行っている。Xリーグというのは日本の社会人アメリカンフットボール・リーグのこと。

元々、アメフトは高校生の頃、好きでしたよ。僕らの時代と言えばなんといっても49ersのジョー・モンタナですねー。

Xリーグで応援しているのはディアーズ。以前は鹿島ディアーズだったんだけどスポンサーが変わって今はリクシル・ディアーズです。リクシルはトステム時代から鹿島アントラーズのスポンサーだから鹿島人としては足を向けて寝られる。それが同じく鹿をモチーフとしたディアーズのスポンサードするというのは縁だね。(ディアーは鹿のこと、アントラーは鹿の角のこと)

ということでディアーズを応援しています。まぁ、色々あってチケットを頂けるというのが実は一番大きいけどさ。

東京ドームで男たちの戦いを見ながらビール飲むってのは気持ちがいいですよ。

更にこのディアーズ、ヒヤヒヤさせてくれるチームでとてもよいです。

秋季リーグ第一戦、対ライオンズは最初にタッチダウンを決めて幸先いいなと思っていたらいきなり逆転される。その後、何とかじわじわ追いついて同点になったラストでなんとかフィールドゴールを決めて逃げ切りというまさにルーズヴェルト・ゲーム。

第二戦、対シルバースターも最初にタッチダウンを決めて、取られて取って、という展開。最後まで何とか追いつかれることなく逃げ切り。

最後に勝つのであればこういう展開が一番ワクワクするけどね。

この後10月いっぱい、6チームのリーグ戦やって3位に入ればセカンドステージ進出が決まる。ライオンズ、シルバースターに勝ち、次のBULLSには春にボロ勝ちしているからまぁ大丈夫でしょう。クレーンズも現在最下位なので大丈夫。となるとリーグ最終戦シーガルズの大一番。シーガルズは現在2戦2勝しかも無失点でリーグ1位。(ディアーズも2戦2勝だけど得失点差で2位) ここが観ものですね。

で、そういえばアイスホッケーのアジアリーグも始まってました。

アイスホッケーは札幌にいた時に誘われてよく観てたしやってもいました。と言っても2、3回だけどね。めちゃくちゃタフなスポーツで生で観たらこんな楽しいスポーツないよ。なかなかホッケー場が近所に無いので見られないけど、もし近所でやってさえいれば僕は「日本で一番、観やすく面白いプロスポーツ」だと思っている。チケットは安いしすぐ取れるし観たらめちゃくちゃ興奮する。西武グループの堤義明なんて野球のライオンズで稼いだ金を全部アイスホッケーにぶっこんでたという噂。

僕が観てた頃はちょうど雪印が最後のシーズンでね。それ以降、あまり観ていなかった。調べたらもう西武もコクドも、もちろん雪印も廃部。日本リーグが運営出来ないので中国・韓国のチームと一緒にアジアリーグになっている。

いまある日本のチームは王子イーグルス(苫小牧)、日本製紙クレインズ(釧路)、東北フリーブレイズ(八戸/郡山)、日光アイスバックス(日光)の4チーム。日光アイスバックスは元・古河電工で初の市民チーム。東北フリーブレイズはスポーツ用品のゼビオがスポンサードしているみたい。アイスバックス、フリーブレイズには頑張って欲しい。

ちなみにアイスバックスについては「命を賭けた最終ピリオド
」という激泣き必至の名著があるので機会があればぜひ。これは古河電工の時代にちょんなことからチームに関わった居酒屋の店長、高橋健次という人がガンを宣告されながらも市民チーム化に奮闘する話。すごいんですから、これ。


しかしさぁ、いろいろこういう社会人スポーツのWikipediaとか観ているとリーグ再編とかチーム数減少とか大変ですね。野球、サッカーはきっちり人が入るだろうけどそれ以外はなかなか厳しいものがあると思う。

アメフトでもホッケーでも実際に試合観に行ってみるとそれなりに楽しいんだけどね。

企業の宣伝媒体としてのスポーツ支援はもう下火だけど、それでもアメフト観ててみんなで声あげて「リクシル!リクシル!」って応援してるのはやっぱり企業に取って宣伝効果あると思うんだよなー。

そういえばこの間、実家に帰った時、久々にカシマスタジアムを観に行ったんだけど試合の無い日はさくっと見学できるのね。別に受付とかがあるわけではなくただドアが開いている、という非常に雑な感じなんだけど。人のいないスタジアムは広かったわ~。(←当たり前の感想)

ちょっとまたサッカー観戦もしたいなー。