浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

謹賀新年

2014-01-03 13:58:19 | 日記
明けましておめでとうございます。

今年の正月は天気がよくって良かったですね。何がいいって天気がいい。

30日に地元に帰り、中学校の同級生と飲み、大みそかには家族とアウトレットに行きました。
(なんだか小学校の頃の絵日記を書いているみたいだ)

僕には妹が2人いるんですが、真ん中の妹は結婚して実家から車で15分のところに住んでる。下の妹は埼玉で結婚している。真ん中の妹には娘が2人、下の妹は娘が生まれたばかり。今年の正月は珍しく全員集合していた。

実家に父母、僕、妹2人、姪っ子が3人。なんだか女系家族だなぁ。

真ん中の妹の上の娘、とかいうのめんどうなので、便宜上、姪っ子ワンツースリーと呼びますが、5歳の姪っ子ツーが面白い。「いつやるの?」と聞くと「今でしょ!」とか言ってくれる。「やられたら?」「やりかえす、倍返しだ!」とかね。面白くてずっとやってたら「いつやるの?」「お・も・て・な・し」とかぐちゃぐちゃになってくる。これ、僕、ビデオ撮って何回も観たから思うけど、間違えているんじゃなくてボケてるんです。かわいいね~。

姪っ子スリーは生後半年だからまだ喋れない。だぁだぁ言うけど。あまり人見知りしない子で僕が抱いててもだぁだぁキャッキャ言ってた。かわいいね~。姪っ子スリーは僕に似ていると見たみんなが言うんだけど、妹に聞こえないようにこっそり言うのは何故なのか。

大みそかの夜に下の妹の旦那さんが泊まりにきた。仕事だったんだってさ、大変だねぇ。

何せうちの食卓は食べ物も酒もたくさん出てくるので旦那さんは大変そうだった。なんか海賊の食卓みたいな感じでとりあえずぶんどってきたものテーブルに並べるだけ並べました、って感じでね。焼きタラバと鶏つくね鍋、タコのカルパッチョ、スモークサーモンサラダ、お雑煮、からみ餅、塩ウニ、なます、キンピラ、黒豆、ご飯が並んでてなぜかナポリタンが出てきたと思ったら「年越しそば茹でるけどあったかいの?冷たいの?」と聞かれるんだもの。で、出てきたのがもりそばと天ぷら。さすがに天ぷらは余るでしょと思ったら天丼が出てきた。おもむろにクリームチーズが出てきてなんだと思ったらベーグルまで出てきた。意味がよく分からない。

妹の旦那さんなんてペースについてこれず最終的にソファで寝てましたよ、スマヌ婿殿。

元日はゆっくりして2日に鹿島神宮へ参拝。

どうにも正月には鹿島神宮に行かないと落ち着かない。

おみくじは吉だけど書いてある言葉が良かった。

「こちらも人を愛する心さへあれば何時迄もこ此の幸運を続ける事が出来る」

そうありたいもんです。

で、2日に浅草に帰ってきた。そのまま浅草寺にもお参りしようかと思ったけどすごい行列なので諦めた。まぁ日本の神様は寛容なので少し遅れても許してくれるだろう。

今日は近所の黒船神社にお参りしてきた。神社と言ってもすごく小さいものだけど、最寄なので一応のご挨拶。お参りして振り返ると女性が一人、待っていて、すれ違いざま道を譲りつつお互い立ち止まり「おめでとうございます」と頭を下げた。

改めてこういうのっていいよなぁと思う。うまく言葉に出来ないけど「美徳」というのはそういうことなんだろう。人が神様に頭下げている時は少し遠くて待っていて、見知らぬ人でも境内ですれ違う時は立ち止まり頭を下げる。なんとなく心の奥底にマッチの火くらいの温かいものが灯った感じがする。

皆様、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。