浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

大阪の夜

2006-08-28 21:06:46 | 食べ物
日曜日の午後に松山から大阪入り。明日朝一で大阪で仕事なので。

日曜の仕事は7時に終わったのでまずはジムへ。スポーツジムのついているホテル(でも利用料は結構かかる。2,000円くらい)だったのでそこで1時間くらい運動する。

で、ビールビールということで堂島あたりをふらふらしていたらいい店を見つけた。スパッカ アルバータという店。

イタリア風一品料理の店。内装はおしゃれだしカウンターもある。

カウンターにはケースが並んでてその日の一品料理がある。

こういうのいいねー。ケース指して「これ」みたいな。

タコのアイオリソースとかポテトサラダなんかは300円。
一人で飲んでるといろいろ食べたいのに一皿が多いとすぐおなかいっぱいになってしまうので、ちょっとずつ出してくれるのがうれしい。

基本的にお酒を飲む人が喜ぶつまみのコンセプトってのは「いろんな食べ物をちょっとずつ」。これをお酒飲まない人ってあんまりわかんないんですよねー。
うちの母が一切お酒を飲まないので、父が家で酒を飲むときはそれでいっつも文句言ってた。「いや酒のつまみに煮物はいいけど、こんなにはいらないよ」って。

話を戻して、この店ではモッツアレラ、ベーコンとナスのピザ(これも小さめでありがたい)なんかとワイン。

うれしいのがラザニアですな。

ラザニアってなかなか自分の家では作れない。そりゃそーだよね。ホワイトソースとトマトソースとパスタをはさんで重ねてチーズかけて焼く、なんて手間は家庭ではかけられないよね。
ホワイトソース作るだけで精一杯ですよ。ということでお店でラザニアを食べられる機会があったら僕はかなり積極的に食べます。

しかしまぁよう食うな。

合い言葉は勇気

2006-08-28 16:39:49 | 
愛媛行きのために羽田空港にいて、そこの書店で購入。



ほとんど忘れさられた三谷幸喜の連ドラの脚本本。(脚本本、という言葉が正しいのかどうかわかんないけど)

僕はこのドラマ好きでした。

なぜか「各地に散らばってる仲間たちが集う」という話が無条件に好き。里見八犬伝、水滸伝、ゴールドパンサーズとかね。

明らかに僕の好みのオリジナルは里見八犬伝。

子供の頃、実家に「世界名作全集」みたいな本があった。毎月1冊ずつ世界の名作、小公女とか三国志とかトム・ソーヤの子供向けダイジェストが届けられるんだけど。その中でも一番好きだったのが里見八犬伝。いいよねー。八房って犬から始まって日本各地に「苗字に"犬"がつく」「体のどこかに痣がある」「名前に忠信考悌…がつく」という共通点のある人達がいて、めぐり合う、というのが。強敵出現、と思って刀を切りつけたら痣が見えて「もしやおぬしの名は…」なんて出会いにどきどきします。

真田広之、薬師丸博子主演の角川映画も子供心に観た覚えがあるねー。

前置きが長くなったけど、里見八犬伝の「仲間」というとこだけベースにしたドラマ。主要人物の名前には「礼、智、信…」の一文字があります。敵役も安西、網干と八犬伝がベースになってる。

なんたってキャストがすごい。(漢字面倒なのでひらがな多くなりますがご勘弁)香取慎吾、鈴木京香、役所こうじ、津川まさひこ、田中邦衛、麿赤児…。

で、視聴率は悪かった、と。

でもねー、おもしろかったっすよ。

三谷幸喜が冒頭で言ってますが、自分が感動する要素を全部盛り込んだらしい。感動する要素、というのは、

・赤の他人のために協力すること。
・仲間が集まっていくこと。
・知恵比べ(できれば法廷が望ましい)

だそうで。

それが全部入ってます。

DVD借りてこようかな。