しばらくばたばたしてて気づいたら2ヶ月ぶり。
最後が八戸に行ったウニの記事か…なつかしいな。
夏になると本が読みたくなるのは、多分小学校のころの
「読書感想文」の癖があるのじゃないか、とちょっとだけ思う。
好きだったんだよね、「読書感想文」
それをネタに公然を本が買えて。
この夏読んだ本をつらつらと。
無人島に生きる十六人
椎名誠推薦、というPOPに引かれて買った。
明治くらいの時に、ハワイ近辺で難破した船のノンフィクション。
文体が昔っぽくていいんだよね。
まさに夏に少年が読むべき本。
こういうの読んで船乗りを志す子がいてもいい。
センゴク
戦国時代ものの漫画としては久々のヒット。
面白い。
秀吉の配下だった千石権兵衛という武将が主人公の漫画。
「槍ぶすまは左からの攻撃に弱い」とか薀蓄も満載。
なんだよ、かっこいいじゃないか明智光秀。
仙石(主人公)の色恋話はいらないような気がするけどね。
天国からの道
星新一はすごく好きだったんだよなぁ。
僕らの年代だと、本好きの少年が一度は通る道だろうな。
教科書にも載っていたし。
今でも思い出せる。「おみやげ」と「繁栄の花」
いつか星新一に会えると思っていたので、なくなったときには悲しかった。。。
見張り搭からずっと
重松清の短編集。
「ビタミンF」や、「日曜日の夕刊」と比べると
ほのぼの感は薄くて、それよりもざくっと現実を切り取ってる。
コンセプトとしては、日常の家族のやるせなさとか、辛さとか、
人間の醜さとか(それと強さとか)を
少し離れた視点で冷静に見つめ続けてる。
だから「見張り塔から」。。。
手は出せない。
つらい。。。
見張り搭から見続ける、というのは。