浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

May I try it on?

2005-05-05 21:45:11 | 
ドラゴン桜が結構話題だけど、GWに実家に帰って高校時代の参考書を見つけた。
僕は英語学科を目指していたので、英語は結構勉強した。
というより英語しか勉強しなかった。
国語は元々本が好きだったのでそんなに勉強しなくても出来て、
歴史は歴史が好きだったので大体流れはわかった。
まともに点が取れるのは本当にこの3教科くらい。
英語が学年一位で数学がびりに近い点数、とかいうことがあった。

で、英語の勉強と言っても特別なことはやっていなくて、
何をやったかというと、通称「即戦ゼミ」という参考書を
ずっとやっていた。


これはもうとにかくやった。
大きな声では言えないけど、数学の時間もずっとこれをやっていた。
丸暗記するくらいやった。

それと「英文法の実況中継」
英文法に関する講義を口語体でそのまままとめたやつ。
これも面白かった。
結構面倒な「現在完了」「過去完了」なんかがすごく良くわかった。
小説を読むのと一緒でずっと読んでた。

単語は検索できないんだけど、「これさえ覚えればOK1000単語」とか言う
参考書があって、ずっとそれをやっていた。
一日に2ページやって、わからない単語があったら次の日も
それを自分でテスト、どうしても覚えられない単語は
付箋に書いて財布に貼っておく、とかやっていた。

これで英語力はかなりついた。

で、僕が好きな構文はこのタイトルにもなっている、
「May I try it on?」(試着してもいいですか?)

「Try on」というのは試着する、という意味だけど、
こういうのは「群動詞」と言って、二語で1単語の意味になる。
そして、目的語に代名詞が来るときには、その間に入る、という決まりがある。

「Try on a shirt」はOKだけど、「Try on it」は間違い、ということ。
「Give it up」「Check it out」なんかと一緒。

こういうのって自転車の乗り方と一緒で一生忘れないような気がする。

受験勉強って僕はあんまり嫌な思い出ないんだよね。