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東京ディズニー4月15日再開、リピーター復活なるか?、メルケル原発見直し発言:ドイツZDF報道

2011-04-16 12:16:04 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



東京ディズニーランドは東日本大震災以降閉鎖されていたが、5週間ぶりに、4月15日再開したニュースを15日付けのWSJ紙でMarikoSanchanta記者がレポートしていた。4月23日から大人の入場料金が現行の5,800円(70ドル)が6,200円(75ドル)へ値上げされる。しかし、外人客は3%以下のため影響はないと親会社のオリエンタルランドは見ている。

記事の中では、インタビューを受けた3人全て女性だった。「週8回来ていた。ここへ来ると何もかも忘れられる。」と話したAyakoKato(23)という女性の声を紹介していた。2010年3月末までの1年間で、年間入場者2,540万人の70.8% が18歳以上の大人で、しかも一週間に複数回訪れる俗に言うリピーターが71%占めていると紹介していた。子供ではなく、実は大人が楽しんでいたことも今回はじめて知った。

神戸北野に異人館通りがある。外人の姿は従来からほとんど見かけない。異人館を異人さんが見に来るはずもないから至極当然だが、東京ディズニーでも、外人さんの比率が3%以下には正直驚いた。中国人のデータが抜けているのではないかと、俄かに信用出来ない気もする。しかし、外人さんに人気がなかったとなると、デイズニーランド経営の行方は、日本人女性が、これから先も、足しげく通ってくるかどうかにかかって来る。

一方、WSJ紙日本版の14日の記事に「石炭は核よりも危ない」というホルマン・ジェンキンス記者のレポートが目に止まった。記事は「緑の党が原発反対の姿勢を維持するなら、その結果もたらされる電力不足には、消費者が価格の大幅上昇で対応せざるを得ない。風力や太陽光は夢の話だ。選択肢となるのは、原子力と石炭だ。火力発電所では水銀や他の金属など有害な物資を排出する。放射性トリウムやウラニウムの排出量は、原発より多い」などと書いていた。

日本では電気は使いたいだけ使う。原発には反対する。値上げ必至だが、それは受け入れない。風力と太陽光に移せばいいという。水力と火力でカバー出来るという話が大部分である。関電に確かめたわけではないので自信はないが、地元関西に電力供給している関西電力の50%近くは原発依存だと聞く。考えたくもないが、福井の原発で事故が起きない保証はない。もし事故が起これば毎日停電だ。そうなれば、「蛍の光、窓の雪」と、しみじみ歌うことになるのだろうか。

WSJ紙の先の記事は、「ドイツの緑の党が、日本の原発の影響で、2週間前の州議会選挙で異例の勝利を勝ち取った」という文で始まる。記事は「緑の党にとって、原発廃止は、彼らのテーマではなく、信念の問題だ。」と書いていた。ただ、今朝のNHK・BS[ワールド・ウエーブ・モーニング]が紹介したドイツZDFは、ドイツ、メルケル首相が原発政策を見直すと発言したと紹介していた。さすがのメルケルさんも政治の大きな流れの変化には抗い難いのだろうか。

「ここに来れば、何もかも忘れられるからディズニーランドに通う。」忘れられる人はまだ幸せ者だろう。原発は危険だという前提で、日本人がこれから先、どのようにして生きて行けばいいのか。恥ずかしながら対案を持ち合わせていない。この先何十年も生きていかなければならならい子供たちのことも考えて、電力会社にお金を貰わない、真面目な専門家の議論が待たれてならない。(了)

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