ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

脈が速い:巨鍼療法は素晴らしい!

2020-06-07 13:14:25 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、http://sichisei7.jp/blog-entry-917.html にも転載しています。



ビフォー:脈拍は「102」を示しています



アフター:脈拍は74を示しています


新型コロナで外出規制を守り、在宅ワークをする人が増えました。
それが原因かと思いますが、東洋医学で云う「心」(心臓と考えてください)の症状を訴える方が時々います。

昨日も、
「脈が速くて、胸が苦しいのですが‥‥」という方が来られました。

症状は、来院の前日にLINEでやり取りした内容を転載しておきます。
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近ごろ胸痛があり、ちょっと気になり近くの循環器内科に行ったのですが、心臓のエコーや心電図、血液検査は問題なかったのですが、脈拍が110くらいになったり、血圧の上下が激しかったりしてしんどいです。

自律神経失調症のチェックリストを見ると、たくさん当てはまり、すぐに専門家に!と判定されます。
自律神経がおかしいと思うのですが、何か手当てはないでしょうか?

近ごろ、仕事が毎日はないので朝に寝て夕方起きるようなサイクルになっています。
来週初めから仕事は始まりますが、身体がついていかない感じです。

缶ビール、缶ハイボールを合わせて1日二缶から三缶飲みます。
今日、寝ていたら心臓がドドドドドとなり慌てて起きました

食欲がないのはどうしたらよいですか?
無理に食べなくてよいですか?
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で、昨日来られたのですが、心配していたほどの状況ではありませんでしたので、自律神経を整えるために頚椎を調整し、心を整えるために巨鍼を使わせてもらいました。

そして晩に再び
「先生!今日の鍼は脈拍を下げる効果もあるんですか。帰ってから測ったら脈拍が70台になってます! 驚きました」

「脈拍が行く前に100から110くらいだったのが伺って帰ったら75から80くらいになりました」
とLINEが入ったのです。

巨鍼で血圧が下がるのは何度も経験しているのですが、「脈拍が減る」というのは気にしてなかったので、考えてみる事にしました。

そして私が、「この事は興味深いので、ブログに書いてもいいですか?」とLINEを送りましたら、

「はい、どうぞどうぞ!!」と返信があり、
「証拠です」と血圧計の写真まで撮って送ってくれました。(^o^)
ビフォーは来院前で「脈拍102」、アフターは治療後に帰宅してからで「脈拍74」。

※ この方は、非常に優しい方なので、来院する場合は、いつも症状をメモにして持って来てくれます。

脈拍は、自律神経失調、めまい、動悸、息切れ、人込み、階段でのドキドキ、睡眠不足、お酒の飲み過ぎ、恋心(笑)等々の場合に多く出て来る現象ですが、医学的には、心臓から動脈に血液が送り込まれるときに生じる波動です。

それで、脈拍数は大人の場合、1分間に60回以下を徐脈と言い、100回以上を頻脈と言います。
さらに1分間に40回以下とか、1分間に120回以上の場合、或いは脈の触れが弱い場合では、「心臓のポンプ機能を果たしていない」か、「全身への血液供給が不十分」になっている可能性があると考え、すぐに治療が必要と考えられています。

また、心臓の刺激伝道系に異常がある場合は、不整脈として触知されます。
つまり、ドドドッ、ド、ドド、ドドドッ、とリズムが乱れた状態の脈で、脈拍を診るのは、心臓を中心とした循環器系の異常を早期に見つけるためです。

その意味において、この方は、健康に関してかなり意識が高い方です。

「予防に勝る治療なし」です。

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