ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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股関節が痛くて足を広げられない:せんかん鍼の使い方

2020-06-08 12:00:18 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、http://sichisei7.jp/blog-entry-918.html にも転載しています。



 
写真① このようなポーズが全くできなかった(ご本人ではありません)
 

 
写真② 大内転筋と小内転筋
 

 
写真③ 短内転筋と長内転筋
 
 
股関節が痛くて、足を広げる事が出来ない。
写真①のようなことは、もちろんできない。
 
このような場合、筋骨系をメインに考えると、内転筋群と考えてしまうかも知れません。
実際、先日来られた方も、4年ほど股関節の痛みに苦しんだようです。
 
同じ病気や症状で長く患っている方の特徴として、
「治療法を信じない」というのがあります。
この方も、そのような感情がビンビン伝わってきましたので、最初に股関節の痛みを取ることにしました。
 
筋骨系の治療では、骨格の歪みを調べることから始めたほうがいいので、
 
「座ったまま足を広げてくれませんか」と言うと、
 
「できないんです」
 
「いやいや、できるだけでいいですから」と言うと、座位で膝を立てたまま、左足だけ倒そうとするのですが、倒れません。
 
「これだけです」と言いながら、内転筋群を自分で解し始めた。
 
「あ、ちょっと待って。この股関節の痛みは、そこが原因ではないんです。骨盤の関係なんですよ」
 
と言いながら、せんかん鍼をした。
 
「はい。起き上がって先ほどのように膝を立てて、左足を倒してみてください」
 
今度は、先ほどより股関節が開いたのですが、まだまだ広がると思ったので、
「この症状は、実は大腸とも関係があるんです。ちょっと仰向けに寝てみて」
 
と仰臥になってもらい、軽く下降結腸を解した後、
「はい。またも起きて確認して見てください」と、股関節の開き具合を確認してもらった。
 
ちょっと驚いた顔をしていました。
多分、これまでは「写真②や写真③」の内転筋群の調整を主にしていたのではないかと考えられた。
「写真②や写真③」を見ると、普通はそう考えますよね。
 
だけど違うんです。
「せんかん鍼」は、どちらkと言うと「骨格矯正鍼」に入るのです。
つまり、骨格矯正鍼で筋肉まで整えたのです。
 
「しちせい特殊鍼法研究会」の皆さんには、今週「せんかん鍼」のビデオを配布することになっていますので、せんかん鍼の刺鍼方法や刺鍼部位はすぐにわかります。

そして最後にこういう質問をしていました。
「10年ぐらい足が開かない人がいるんですが、そんな人でも治りますか?」

私は、こう答えました。
「診ないとはっきりとは言えませんが、ある程度は治せると思いますよ」と。

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