(学校で教えてくれない経済学)
「①トランプ氏は、18 日、米大統領共和党候補指名受諾演説でインフレ危機を直ちに収束 させる。頭を動かしていなかったら銃弾は命中していたと語った。バイデン政権は米国を衰 退させた。金利を下げエネルギーコストを引き下げる。不法移民、ロシアによるウクライナ 戦争、イスラエル・ハマス戦争を収束させる。EV 支援を打ち切る。クリーンエネルギー向 けの支援金を道路や橋建設などインフラ整備に振り向ける。労働者のための大型減税を実 施すると述べた。一方、民主党大会は 8 月 19 日シカゴで予定されている。それまでにバイ デン氏の後釜が見つからないと時間切れになる。郵便投票に間に合わない。②NBC はバイ デン氏は大統領選挙戦からの撤退計画を家族と話し合いを始めたと伝えた。③ソフト更新 が原因で多くのトレーディングにシステム障害が発生した。順次修復している。」と 18 日、 ブルームバーグ電子版が伝えた。
19 日、NY 市場でダウは 40,287 ドル、377 ドル、0.93%安、S&P500 は 5,505 と 39 ポイ ント、0.71%安、ナスダックは 17,726 と 144 ポイント、0.81%安。恐怖指数 VIX は 16.52 と 3.70%上昇。米 10 年債利回りは 4.241%地区の、1.30%上昇。NY 外為市場で 1 ドル =157.50 円、0.09%高、1 ユーロ=171.37 円、0.07%安、1 英ポンド=203.33%安。NY 原油 (WTI)はバレル 78.65 ドル、3.26 安、北海ブレント、同 82.66 ドル、2.88%安。NY 金はオ ンス 2,402.90 ドル、2.18%安。ビットコインは 6 万 6,907 ドル、4.58%高で取引された。
20 日朝放送の NHK/BS「ワールドニュース」で英 BBC は「①世界的なシステム障害が 18 日 起き英医療システム、テレビ局放送中断、航空便大量キャンセルが相次いだ。発生元のC roudstrike 社 CEO が謝罪した。アメリカで最も多くの被害が出た。アメリカン航空はほぼ 全便がキヤンセルされた。②バイデン選挙本部は、バイデン氏は週明け早々に選挙戦に復帰 すると発表した。一方、トランプ氏は共和党大会で正式に指名された。大成功を収めた。益々 力を付けている。③国際司法裁判所はイスラエルのパレスチナ東岸地区入植は国際法違反 判決を出した。」と伝えた。ドイツ ZDF は「①デジタル管理社会の弊害が露呈された。世界 の半分以上がシステム障害を受けた。コンピューターが遮断され多くの手術が延期された。 損害はドイツだけでも数十億ドルに及ぶ。②ショルツ独首相はリチウム生産国セルビアと 供給契約に署名した。」と伝えた。フランス2は「大規模なシステム障害がアメリカ、オ― ストラリア、日本などで発生した。フランスも被害を受けたが軽微だった。五輪開催を 26 日に控えて続々選手団が到着している。」と伝えた。シンガポール CNA は「①日本はドル 高・円安の影響を受けている。2024 年の GDP 成長率を 0.9%へ下方修正した。②日本の今 年 1~6 月間のインバウンド数は 1,778 万人と年間ベースで 2019 年の 3,190 万を上まわるこ とが確実となった。経済規模は 7 兆 9,000 億円と自動車に次いで第二位を占める。③5 年 一度開催される中国「3 中全会」が 18 日閉幕した。具体的内容の説明はなかった。」と伝え た。韓国 KBS は「トランプ氏は北朝鮮の金氏ともうまくやると述べた。」と伝えた。(了)