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15日上海協力機構開催、16日BRICS首脳会談(学校で教えてくれない経済学)

2009-06-16 09:18:50 | 経済学
  今朝のNHK・BS「おはよう世界」でロシア国営テレビBECTNが6月15日に開かれた上海協力機構の会合を伝える放送を紹介していた。16日には、BRICS[中国、ロシア、インド、ブラジル]首脳会議も開かれる。

  上海協力機構とはなにか。1996年4月に、上海ファイブ(ウズベキスタン除く5ケ国)でスタートし、2001年にウズベクがはいった。メドベージエフ大統領は、「今年は上海協力機構が出来て8年目を迎える。つい最近出来たように思います。」と述べたあと、「世界の人口のおよそ1/4、世界の貿易の45%を占める」と重要性を強調した。

  今年はアフガニスタンのカルザイ首相も参加した。現在オブザーバーのモンゴル、インド、パキスタン、イランも参加した。ベラルーシが加盟を申請している。
 
  BRICSはよく知られている。なぜか日本では、上海協力機構に対する関心が薄い。新聞が取り上げないせいもある。例えば、ウズベキスタンは特に親日的だと言われている。人口が2700万、綿花の世界第二の輸出国、東西文化交流の接点に位置している。

  16日集まるBRICS首脳会談は為替市場でも注目している。ドルの外貨保有高に占める比率を下げると声明を出せば、ドル暴落の引き金になる。アメリカが中国抜きで今の経済危機を抜け出せないことを先のガイトナー米財務長官の中国訪問で白日のもとに晒した。

  新聞テレビの影響は大きい。いまにはじまったことではない。1ケ月前の神戸発のインフルエンザ騒動は最近では新聞、テレビがいかに怖いかを示した一例であろう。他紙は知らない。今朝の読売新聞に、神戸地区の百貨店の5月の売り上げが20%減ったと出ていた。マスコミの報道が神戸の人の出入りにブレーキをかけたことは間違いないだろう。

  新型インフルエンザついでに言えば、WHOは、危険度をフエーズ6と最高レベルに引き上げた。未確認だが、フランス政府は、危険度が低いからということで、フエーズ5に据え置いている。鳥[H5N1]インフルエンザと豚(H1N1)インフルエンザとではウイルスの危険度が違う。ただ、豚も抗がん剤投与などでは免疫力が落ちるから油断ならない。

  今朝のNHK/BS[おはよう世界]でイギリス政府が、イラク戦争にイギリスが参加したことに関して調査委員会を設けたと紹介していた。日本では、アメリカの言いなりでイラク戦争に参加した。アメリカは重要である。しかし、アメリカが言うから何でもOKという考えから日本人もそろそろ乳離れする必要がありそうだ。

  上海協力機構は一例に過ぎない。アメリカ以外の国の動きにも目配りしてほしい。(了)

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