ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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先日の臨床実践塾で解説した「薬物依存のサイン」について 

2018-08-28 11:23:21 | 診断即治療と虹彩学
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薬物依存のサイン



人それぞれに、人それぞれ哲学があります。
「痛みが出る前に薬を飲む」というのも、その一つだと思います。
上の写真は、ドラッグ依存のサインが出た方で、薬物を常用しているとこのサインが出てきます。(飲んでいる薬によります)

近年解禁になった「ロキソニン」に、私は解禁になった時から注意を促してきました。
それは、このロキソニンというのは、炎症性物質のプロスタグランジンと言うのを抑えて痛みを和らげたり、熱を下げたりする薬ですが、常用するといろいろな症状が出てきます。

そして、この消炎鎮痛剤は、副作用のある薬として知られています。
どのような副作用があるかと言うと、一番多いのが胃潰瘍などの消化菅出血だそうですが、これは胃の粘膜を守るプロスタグランジンを、ロキソニンが抑えてしまうために起こると考えられています。

そして、そしてですね。
腎臓の働きを低下させることもあるというのです。
腎臓の血流を低下させるのが原因のようですが、「腎臓の働きが弱る」と言うことは、「老化してしまう」ということにつながります。
それ以外にも、脳血管障害や心臓血管の病気も悪化することがわかっています。

「薬の副作用は怖い!」と簡単に言いますが、どのような怖さがあるかを知らない人は多いと思います。
さらに、このような薬を常用している方で、自分の体に副作用があるのかどうかを知らない人は、もっと多いはずです。

しかし、スクレラ分析をすることで、副作用(依存)が出ているかどうかを確認することができるのです。
そのスクレラ写真が上の写真で、真っすぐな血管に波打った血管が沿うように走っているのがそうです。
上の写真は、スクレラの上半分に出ていますので、まだましですが、このサインが下半分に出ている人は、非常に「依存性」が高くなっています。

藪から棒に「薬を止めたほうがいい」と言うのではなく、「飲む必要がないときには薬を飲むのを止めたほうがいい」と言うのです。
「ちょっと頭で痛いから」とか「もうすぐ生理が始まるから」と、薬を飲んでいる人たちのことです。

ヒトの体というのは、多少の症状が出ても、体のシステムで治す力があるので、すぐに薬の力に頼るのではなく、ある程度は自分の体内に備えられたシステムに頼るほうがいいと思うわけです。
そして、毎日の食事で体はさらに変化させることもできるのです。

ですから、患者さんのスクレラ分析をして、「副作用が出つつある」と思われた場合は、注意を促してあげるわけです。
そのためにも「スクレラ分析」をするといいと考えているわけです。

正直言って、スクレラ分析はパターンが多すぎて学ぶのは大変です。
大変でも、いずれ自分の家族や友人に困ったことが起こるのを考えた場合は、学ぶしかないでしょう。
「病院に任せればいい」というのは感心しません。
特に、治療師がそのようなこと言っているようでは、そこに通う患者が可哀そうです。

① 症状から病因を判断する。
② 病因が何であるかを探る。
③ 病因に合わせて治療する。

これが治療の基本だと考えるからです。
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