有機米に化学肥料、福井・鯖江の農園に改善命令へ(読売新聞) - goo ニュース
2007年9月13日(木)22:04
農林水産省は13日、「有機JASマーク」を張って出荷した米に化学肥料を使っていた疑いがあるとして、福井県鯖江市の「藤本農園」(藤本肇代表)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づく改善命令を今月中にも出す方針を明らかにした。
同農園は大規模な有機米農家として知られている。農水省によると、同農園は2005年産と06年産の少なくとも計88トンの「有機米」について、化学肥料を使って育苗していた疑いがある。藤本代表は読売新聞の取材に対し、「管理が不十分で、化学肥料を使っている苗と、使わない有機栽培の苗を混ぜてしまった」と話した。
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だいぶ前の話ですが、ある地方都市に行った時、印刷会社の社長が、
「いやー、有機野菜なんて信じられませんよ」と言うので、その理由を聞いたら、
「私のところで農家のダンボールを印刷しているのですが、農薬をいっぱい使っている農家から、ダンボールに“有機野菜”と書き入れてくれと頼まれ、その後も何件かの農家から同様の注文があり、当社としては印刷が仕事なので、作ってあげましたがね。それで、農家の方に、何故“有機野菜”と入れるのですか、と聞いたところ、高く売れるからですよ、と言うのです。だから私は有機野菜なんて神事ないのです」と話していた。
だから、こんな記事を見ても、「今更」と思うだけで、驚きも怒りもない。
ただ、お金だけを追いかけるようになった日本人には、哀れみを覚える。
2007年9月13日(木)22:04
農林水産省は13日、「有機JASマーク」を張って出荷した米に化学肥料を使っていた疑いがあるとして、福井県鯖江市の「藤本農園」(藤本肇代表)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づく改善命令を今月中にも出す方針を明らかにした。
同農園は大規模な有機米農家として知られている。農水省によると、同農園は2005年産と06年産の少なくとも計88トンの「有機米」について、化学肥料を使って育苗していた疑いがある。藤本代表は読売新聞の取材に対し、「管理が不十分で、化学肥料を使っている苗と、使わない有機栽培の苗を混ぜてしまった」と話した。
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だいぶ前の話ですが、ある地方都市に行った時、印刷会社の社長が、
「いやー、有機野菜なんて信じられませんよ」と言うので、その理由を聞いたら、
「私のところで農家のダンボールを印刷しているのですが、農薬をいっぱい使っている農家から、ダンボールに“有機野菜”と書き入れてくれと頼まれ、その後も何件かの農家から同様の注文があり、当社としては印刷が仕事なので、作ってあげましたがね。それで、農家の方に、何故“有機野菜”と入れるのですか、と聞いたところ、高く売れるからですよ、と言うのです。だから私は有機野菜なんて神事ないのです」と話していた。
だから、こんな記事を見ても、「今更」と思うだけで、驚きも怒りもない。
ただ、お金だけを追いかけるようになった日本人には、哀れみを覚える。