ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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股関節が痛くて歩けない (12月23日の臨床実践塾)

2018-12-16 12:33:52 | 診断即治療と虹彩学
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写真① 左の股関節が痛くて歩けない



写真② 手技療法と巨鍼療法でここまで改善
あまりに大きな変化なので信じない人もいると思いますが事実です



タイトルのようなことを訴えて来た方がいました。
ご本人は、左の股関節から大腿外側が痛いと言います。
そして、自分の手で左の股関節から大腿外側をパンパン叩きながら、
「これが痛くて足が挙がらないのです」と言います。

あまりに動くのが辛そうなので、そのままベッドに横になってもらい、「整体鍼」という鍼1本で筋肉を整える治療をしてみましたが、効果はあるものの、劇的な効果は出ませんでした。
写真①のように膝が伸びないので、「ちょっと膝を押してもいいですか」と許可をもらってから膝を伸ばそうとしたのですが、伸びないのです。

その時、
「股関節と言うよりは、内転筋群やハムストリングスが原因だな」と思い、「仰臥による骨盤矯正」をしました。
すると、少し膝が伸ばせるようになり、

「あ、はい。ちょっと楽になりました」と言います。

触診をすると、ハムストリングスの「半腱様筋」の過緊張があったので、半腱様筋を触りながら、
「この腱が問題のようですので、この腱と筋肉を伸ばせば楽になりますよ」と言い、先に経絡を整える治療をしました。


ハムストリングスの構造


先に経絡を整える一つの理由根本的な原因は、たいてい臓腑と関係していて、臓腑を整えないと再発しやすいからです。
そして、もう一つの理由は、長期間(約1か月)そのような状態にあったようなので、急激に筋肉や腱を伸ばすと、反動で他の症状が出るのを防ぐためです。

経絡治療が終わってから、巨鍼療法で半腱様筋の過緊張を治めたのですが、半腱様筋を触診すると柔らかくなっているので、「よし!」と思い、仰臥になってもらい、足の伸び具合を確認しました。
すると、ご本人が

「伸びてます。伸びてます。ここも(股関節)楽になっています」と言います。
それが写真②です。

念のために(歩き具合を確認するために)、歩いてもらったら、
来た時は、腰が曲がり、膝が曲がっていましたが、腰も膝も伸びて、歩くのが楽なようでしたので、これで治療は終了しました。
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