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ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米金融緩和早期縮小観測強まり、NYダウ48ドル安、NY為替、1ドル=96円台へドル売り・円高進む

2013-08-08 08:27:49 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「オバマ米大統領、プーチンロシア大統領との会談をキャンセル」とのタイトルで8月7日付けWSJ紙電子版トップで、PETER NICHOLAS記者は「ホワイトハウス米ソ会談を検討して来たが、多くの懸案事項で進展が期待できないため見送る。スノ―デン元CIA職員にロシアが一時的亡命を認め、アメリカを失望させたことも会談キャセルの一つの要素である。」との声明を発表したと書いた。ロシア、サンクトペテルブルグで9月5,6日開かれるG20には、オバマ大統領は出席する。途上、4日に米EU貿易協定関連の会合でストックホルムに立ち寄る。その際、プーチンとの会談を当初予定していたと書いていた。

7日付けのWSJ紙電子版は、フクシマ事故後の放射能被害で死者はゼロ、1986年の28人の死者を出したチェルノブイル事故と比べて、フクシマは際立って被害が少ないと、A4サイズで3ページにわたり事故後の被害状況を詳細に報じた後、記事の結びに、被災地を訪れた環境学者、自然科学者の報告を紹介、放射能が鳥の生態に劇的なインパクトを与えたと紹介、今年初めに報告書をまとめたサウスカロライナ大学、TIMOTHY  MOUSSEAU調査責任者は「被災地300カ所で昨年7月調査した。フクシマ事故後、鳥の数が1/3に減ったことがわかった。チエルノブイルと比べて減り方は2倍以上だ。なぜそうなのかまだわからない。「不気味な静けさだ。まわりがシーンとしている。」と語ったと紹介していた。

7日夕方たまたま見た韓国KBSの放送で韓国で野菜に付着した残留農薬で基準値を大幅に上回っていることが分かった。パセリは18倍だった。800ケ所の流通センターを調べ、基準値を上まわった商品はすべて回収処分されたと報じていた。画面にある主婦が登場、不安そうに洗剤を使う様子を写していた。聞き間違いかもしれないがPH3.1の濃度の強い洗剤も売られていると紹介していた。これがたまたまのニュースなのか、韓国ではごく一般的な状況なのかわからない。輸入品に多い現象なのか。この手のニュースをみていると日本ではどうなのかなといつも思う。軽率なことは言えないが、日本では、メデイアが取り上げたら騒ぐ。新聞やテレビで取り上げなければ問題にならない。日本にも残留農薬の問題はないのか。肌がまだらになった後で問題を取り上げても後の祭りだろう。

7日、NY市場では、金融緩和縮小が9月にもはじまるとの思惑からNYダウは前日比48ドル安、15,470ドルで取引を終了した。イングランド銀行のカー二―総裁は「失業率が7%を切るまで緩和を継続する」と声明文を読み上げた。NY外国為替市場ではドルが対円、ユーロ共に売られ、1ドル=96.42~43円、1ユーロ=128.54~58円で取引された。今朝5時45分放送のモーニングサテライト出演の野村証券、池田雄之輔氏は「日本で消費税論議に不透明感が出ていることがドル売り・円買いの流れを助けている。アベノミックスに期待して日本株高・円安の流れに変わった。消費税引き上げ見送りは日本に改革の意思なしと見られ日本株売り・円買い、円高・日本株安を誘発する。」と解説していた。一方、NY原油(WTI)は小幅安バレル104.37ドル、NY金は、小幅高、オンス1,285.30ドルだった。(了)

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