ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

一穴鍼法の演算はロジックツリーの原理で実験を繰り返したものです

2011-12-01 14:20:25 | 診断即治療と虹彩学
ロジックツリーとは、ひとつの「ロジック」(論法)を枝分かれさせて、「ツリー」(樹木の枝)のように組み立てて問題の原因を探る方法で、所謂「ロジカルシンキング」の基本になるものです。

例をあげると、

「治療が上手くいかない」という事象があったとしますと、それを三つぐらいの項目に分けます。

三つの項目とは、例えば「臨床の場がない」とか「勉強不足」とか「勉強方法がわからない」というような、思い当たることを書きます。

そして、さらにその三つからいくつかの枝を出して、「臨床の場がないのはなぜか」という疑問について考えられる回答を書いていきます。
そして得られた回答に対しても、さらに「何故」「何故」「何故」と掘り下げていきます。

同様に、「勉強不足」ということに対しても、「何故勉強不足なのか」という疑問に回答するように、いくつかの項目を設け、そのいくつかの項目からさらに、「何故」「何故」「何故」と掘り下げていくわけです。
そうすると、「本当の原因」というのが浮かんできます。
三つ目の「勉強方法がわからない」というのも、同じようにどんどん掘り下げていきます。


実は、私が人体惑星試論(七星鍼法)を組み立てるときも、その手法でどんどん掘り下げていきながら、実験を繰り返して、ひとつひとつ確認していったのです。
ですから、「再現性のある治療を」と言うわけです。
則ち、再現性がないというのは、真の原因が掴めてないと考えているわけです。
真の原因を追及する訓練が、鍼灸の早期上達になると思うからです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先日の臨床実践塾 小難しい演算での一穴鍼法

2011-12-01 10:44:58 | 診断即治療と虹彩学
11月27日に行った臨床実践塾は、一穴鍼法での演算の仕方を説明した。
同時に、七星鍼法を理解して、臨床に用いることができると思われた方々には、「修了証」を授与しました。

七星鍼法の技術講習で証書を発行するのは、これが初めてで、今後は彼らが各地で講習をしてくれるものと期待して発行させてもらいました。
たかが証書ですが、これまでにない鍼灸技術の証書ですし、ここでしか発行できない証書です。


その証書がどのような値打ちがあるかということを物語るエピソードがあります。

講習が済んで、親睦会での話ですが、おもしろいことを言う人が二人いました。

一人は、
「今まで七星鍼法を使うときには、盗まれはせんかとドキドキしていましたが、この小難しい演算を使えば、そう簡単には盗まれないので、明日からは心置きなく七星鍼法が使えます」と言い。

もう一人は、
「治療するときに、経絡治療やら他の治療をやって、効果がなかったら最後に一穴鍼法を使うようにしています。最初に一穴鍼法を使うと、あとにやることがなくなるので…、エヘッ」と言っていました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国金融緩和、主要国中央銀行協調ドル供給うけてNYダウ490ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2011-12-01 10:18:09 | 経済学
12月1日付けのCNBC Asia Morning Brief電子版は、30日、NYダウが前日比490ドル4.24%高、12,045ドルをつけた。1日のアジア株は急騰してスタートするだろう。米、欧、日本など主要中央銀行が協調して、ドル資金を安く供給することを決定、これによって資金ショートを来たしている欧州金融機関が一息つけることをマーケットが好感した結果であると書いていた。

1日朝放送の「ワールドWaveMorning」が紹介した米ブルームバーグは、「今回の協調ドル供給は、通貨ユーロを支援する強い意思を示すことだった。ただ大手の欧州金融機関を支えるに十分かどうかが問題だ。アメリカの格付け会社は格下げを既に発表している。先行きは厳しい。」などとコメントしていた。ECB(欧州中央銀行)は米FRBから0.5%安くドルを借りられる。アメリカから安く借りたお金でECBは欧州の金融機関に安くお金を貸すことが出来る。資金繰りが楽になる分、ユーロ売り圧力が減る。その結果、ユーロ相場が安定する。30日、NY外国為替市場で、ユーロは、1ユーロ=1.34ドル台、1ユーロ=104円後半まで買い戻された。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した米国みずほ証券、大宮弘幸氏は「主要国中央銀行によるドル資金協調供給に加えて米民間調査機関調べの11月のADP雇用統計が予想を大きく上回る20万6,000人増加した、今週金曜日発表予定の米労働省雇用統計に期待が高まったことも、NYダウが2週間ぶりの高値まで回復した背景である」などと解説していた。テレビ東京系番組「モーニングサテライト」に出演した、大和証券、キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は、NYダウ急反発は第1に中国が3年振りに金融緩和に踏み切った、第2に中央銀行による協調支援、第3に一般部門の米雇用増加であると解説していた。

30日付けのWSJ紙電子版は日本時間30日夜10時の時点で中国中央銀行が預金準備率引き下げを決めたと速報で流していた。1日付けの日経朝刊でも中国の預金準備率引き下げを詳しく解説していた。同紙は市場関係者の見方として来年1月に再利下げもありうると紹介していた。早期の中国による金融緩和はないとの中国関係者の発言を受けて、30日の上海株価指数は3.3%急落した。その意味では昨夜の金融緩和発表はサプライズだったことになる。中国人は他国に指図されて動くことを極端に嫌う。先んじて金融緩和に動いたのかもしれない。

30日のNY原油【WTI】相場は、バレル57セント小幅高、100.36ドルと再び100ドルを突破した。NY金先物相場は、トロイオンス32.10ドル高、1,745.50ドルで取引を終了した。1日付けのCNBC Asia Morning Briefは、米原油在庫が予想以上の増加とリビア原油が内戦前の半分まで急回復していることが原油上昇を抑えたと書いていた。

その他のニュースでは、英BBCが英国で公務員の年金削減に反対してロンドンで25,000人、バーミンガムで3万人など英国の多くの都市で大規模なストライキが始まった。18,300の学校が休校になった。教員生活30年で初めてストに参加したひとは「恵まれているかもしれないが、年金支給額が減らされ、支給開始年齢が67歳まで先延ばしされて危機感を持った」と話していた。病院、空港などでもストが行われた。カメロン首相は財政赤字削減は断固実施すると議会で演説する様子と併せ紹介していた。

一時的に欧州金融危機が収まっても南ヨーロッパや最近は東ヨーロッパにまで飛び火した国債利回り急騰に見られるソブリンリスクの根本的解決のメドは全く立っていない。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする