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H5N1型鳥インフルエンザ香港で発生、1万7千匹殺処理:22日朝、香港ATV報道

2011-12-22 10:16:12 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



「イギリス離反は序の口、EU崩壊がはじまった」というタイトルで、近着二ュ―ズウイーク日本版で「格下げするならイギリスが先だ」とフランス中銀総裁は言ってのけたと書いた。「EU首脳会議が終わった直後、加盟27ケ国の連帯に背を向けたのはイギリスだけと思われた。ところがスエ―デンは新条約に署名するのは難しいと言いだした。チエコ、ハンガリー、デンマークが態度を留保している。ユーロ圏のアイルランド、オランダさえ署名に難色を示している。市場が注目しているのは、年末から来春にかけて懸念される短期的かつ突発的な債務危機や金融危機への対応だ。」と千葉佳代子記者が書いていた。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、長谷川誠氏は「ECB(欧州中央銀行)が金利1%で3年償還融資を募集したところ523行が申し込み総額4,892億ユーロ、約50兆円に達した。当面の資金供給不安は解消したが、欧州の金融機関がいかに窮地に立っているかを改めて浮き彫りにした出来事だった」などと解説していた。21日付けのWSJ紙電子版もECBによる巨額融資を取り上げ、欧州経済は減速の過程にある。大災害を避けるための一時的な措置に過ぎないと語る投資会社のコメントを紹介していた。21日の欧州株価は下げ、特にフランクフルトは1%値下がりしたと書いていた。ヨーロッパの債務危機は何一つ解決していないことを裏付けた。

英BBCもECBによる巨額融資を取り上げた。ギリシャ、アイルランド、ポルトガル、イタリアでの債務問題は解決していない。ユーロ危機は終わったと安堵することは出来ないと釘を刺していた。ドイツZDFは来年2月にも追加融資が予定されていると紹介していた。日本では新聞に載らないと問題が収まったと受け取る不思議な国である。先日のフクシマ安全宣言で問題が収まったと誰も信用しないだろう。しかし、放射能問題は全く解決していないという事実を知りながら安全宣言する学者がいるが、正に犯罪行為だと21日夜放送の朝日ニュ-スタ―のさる出演者の一人が怒りを露わにして発言していた。

日本の新聞には隣国ながらロシアは取り上げられない。ロシア誕生後20年を今朝の「ワールドWaveMorning」(世界の扉)でロシア誕生後20年を特集していた。バルト3国のひとつリトワニヤでソ連から独立後10年大統領をつとめたワルダス・アダムムスク氏とNHKワシントン、高尾潤支局長とのインタビューを紹介「ロシアでの民主化は思うように進んでいない。」と悲観的な展望を紹介、クリスマスに大規模なプーチン反対デモが予定されていると紹介していた。

21日夜放送の朝日ニュースターでもロシア誕生後20年を取り上げ、ゲストのヒューマンライツウオッチロシア代表、アンナ・セボ―チアン氏は「2週間前のモスクワのデモは平和的に進められたのは驚きだった。しかし、チエチエンや北カフカスでの残虐行為を見ていると安心できない」と話していた。ドイツZDFはロシア下院議会初日の様子を紹介していた。3月にロシアでは大統領選挙が予定されている。今朝、プーチン反対を叫ぶデモ隊が警官に逮捕される様子を写していた。「ワールドWaveMorning」を何人の日本人が見ているか不明だが、世界の動きの一端を紹介してくれるから誠にありがたい。

一方、21日、NY株式市場は、オラクルの減益決算を嫌気して下げて始まったが、引けにかけて持ち直し、前日ほぼ横ばい4ドル高、12,107ドルで取引を終了した。NY外国為替市場では、1ドル=78.01~09円、1ユーロ=101.78~88円と狭いレンジ内の動きだった。NY原油(WTI)は在庫減を材料にバレル1.43ドル高、98.67ドル、原油高を受けてExxonMobil株1.4%,Chevron株1.7%それぞれ値上がりしたと21日付けのWSJ紙は紹介していた。NY金先物相場はトロイオンス3.70ドル安、1,611.90ドルと一時の輝きが薄れたようだ。

「ワールドWaveMorning」で香港ATVがH5N1型インフルエンザが発生、1万7000匹のニワトリが殺処理されたと伝えていた。22日は冬至。寒さも本場。心配し過ぎるのもよくないが、体調管理に努め、インフルエンザ流行に備えたい。(了)

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