ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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日本の政治家はゲージ(国会)の中で混乱している。動物が混乱すると一番危ない

2011-01-08 08:49:33 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



たまたま朝3時ごろに目が覚めてアメリカCNBCテレビをひねったら、12月の米雇用データが画面に出ていた。失業率は9.4%へ低下した。しかし、雇用数が10万3千増えた。ただ、大方の予想が15万増だったことからNYダウは50ドル以上下げていた。

しばらく見ていたらオバマ大統領が「雇用が増え、失業率が減った。アメリカ経済は上向いている。今後も第一優先で経済に力を入れる」とホワイトハウスで記者団に語っていた。次にゲ―ツ米国防長官が現れて「5年間で780億ドル国防費を削減する。」と記者会見で話していた。国防費削減がこれからのアメリカのテーマとして繰り返し出て来るだろう。

ひと眠りしたあと、6時半ごろ始まったNHK/BS「おはよう世界」(ブルームバーグ)を見た。バートン記者が「NYダウは前日比22ドル安、11,674ドルで終えました。今日の相場は複雑ですね。雇用統計を見て投資家は混乱しています。一部は、雇用統計を忘れて来週の決算に目を向けています。」と話していた。「投資家は混乱しています。」という表現が面白かった。ゲージ(取引所)のなかで水鳥が取引していると思えば分かり易い。

ゲスト出演したディーラ―の一人は「住宅メーカーのKBHomeが好決算を出した。株価が6%以上上げた。FRBの追加量的緩和がカギです。紙幣の印刷は景気回復には寄与しない。しかし、株式市場にはプラスに働く。ここのところが重要です。」と話していた。実に正直な答えだなと思った。日本人ならどういう受け答えをするのかなと想像しながら聞いていた。

「おはよう世界」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行の勝藤史郎氏は「NY株式市場は小幅安、ドルも小幅に下げた。しかし、12月の米国の非農業部門の雇用数が予想を下回ったが着実に回復している。外国為替市場では1ドル=83円ぎりぎりまでドルが売られた。しかし雇用統計の影響は限定的だった。ドルの底値は固いと見ている。ドルはこの先も堅調に推移するだろう。」と氏の持論を展開していた。

株式の話ばかりで恐縮だがNHK・BS朝のニュースで、「日本の株式市場の取引額が3年連続で減少した。第一に円高の影響。第二に後進国へ資金がシフトした。ピークには735兆円あったが半減した。」などと流していた。聞いていて第一に円高だけはないだろうと思った。日本の政治家が国の長期的な姿を海外の投資家に明示出来ないからだと思っている。

「おはよう世界」(英BBC)がドイツが震源のダイオキシン入りの疑いのある卵がイギリスのス―パーで売られていた。当のスーパーが自主的に回収したニュースを流していた。ダイオキシンは体内に蓄積されガンの原因になる。それだけに敏感に反応するのだろう。


ところで日本はどうか。日本の政治家はゲージ(国会)の中で混乱している。動物が混乱すると一番危ない。(了)

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