しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

2012

2009年11月22日 21時39分09秒 | 作品名(な行)
第161回「珠玉のディザスタームービーとは?」
さて、今週は待ちに待った「2012」を観に行ってきました。何度もこのブログで公言していますが、ディザスタームービーが大好きな私としては見逃すことの出来ない作品ですよねぇ。過度の期待をしたうえで劇場へ足を運びましたが、その期待に見事に答えてくれた作品だったと思います。

すっかり「ディザスタームービーの巨匠」みたいな呼ばれ方をされてしまっているローランド・エメリッヒ監督が手掛ける2時間半を超える大作ですが、前作の「紀元前1万年」が思ったほどヒットしていなかったので、心配する気持ちも少なくなかったのですが、「インディペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」と個人的には好きな作品を作っている監督ですから・・・

物語は、2009年のインド。若い科学者が地球の異変を見つけるところからお話は始まります。その異変はやがて地球規模の大災害をもたらすだろうと。
そして時は2012年、主人公のジャクソン・カーティスは、かつては売れない作家だった。しかし今は富豪のリムジン運転手をしている。別居中の子供達をつれてキャンプに出かけたところで軍隊が管理する地域へ侵入してしまう。あっという間に追い出されてしまうが、その近くで軍の様子を探る男から地球の崩壊が迫っていることを聞かされる。半信半疑だったが、運転手を勤める富豪が政府からの呼び出しで空港へ送ったのをきっかけに、その話が本当ではないかと信じ始めた。その時、大地震が起こった・・・

個人的に面白いディザスタームービーの条件として
1.多くの魅力的なキャラクターが登場し、絡み合いながら生と死のドラマがある。
2.絶望的な事件の中で、それでも未来への希望が見えるラストである。
そしてこれが1番大事なのですが
3.誰か1人がヒーローとなり、事件が解決するような安直なストーリーでない。

点数は★★★★★です。この「2012」という映画は上記の3点を見事にクリアしました。こういう映画では1番難しいラストの落としどころも合格点でした。唯一残念だったのは、ある1人の女性の生死がはっきり描かれていなかったのが残念でした。
それでも迫力のある映像の数々、人々のドラマ。オススメの1本です。

蛇足ですが、私のオススメのディザスタームービーは「ディープインパクト」です。

2012 [Blu-ray]
ジョン・キューザック,キウェテル・イジョフォー,アマンダ・ピート,オリヴァー・ブラット
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


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