しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ランド・オブ・ザ・デッド

2005年08月29日 23時06分53秒 | 作品名(ら行)
第19回「ゾンビ映画は、ホラー映画にあらず」

この週末は、連日で映画を観てきました。なんせ、メジャーな作品じゃないから、来週の週末だとレイトショーが無くなっちゃう可能性があるからねぇ・・・その作品とは「ランド・オブ・ザ・デッド」です。

基本的には、ホラー映画は好きじゃないんです。決着がちゃんと着かない事が多いし、理不尽なストーリー展開も多い。ホラーだからって何でもアリな展開が馴染めなくて…じゃあ、なぜゾンビ映画を観てきたのか?それは、私の中ではゾンビ映画はホラー映画じゃないからです。

その理由は・・・
1.科学的根拠がある。(といっても人間が蘇る。なんていう科学的証明は無いのですが。)
2.ジェイソンやフレディなど、どこからでも現れる、都合のいいキャラがいない。
3.理不尽な「未完」が少ない。

などの点から、私の中ではゾンビ映画はパニック映画に属されているのです。そんな考え方おかしいですか?ああいう病気があって、そんな中で人々が生きていく。っていう設定は大地震や災害などが起こった「パニック映画」に通ずるものがあると思いませんか?

さすがに、ゾンビ映画ですから、グチャグチャ、バリバリなグロテスクなシーンは盛りだくさんなんですけどね。ストーリー的にも面白かったし、ゾンビが序々に進化していく(といっても、川を渡ったり、武器を持つ程度なんですけどね。)姿が斬新でした。さすがに、ゾンビ映画の大御所ジョージ・A・ロメロって感じでした。デニス・ホッパーが出演していたのには、ビックリしました。

単に、人間達がゾンビから逃げていく映画じゃなくて、生き残った裕福な階級と貧困者との確執などなど、深く描けていてよかったと思います。もちろん、ゾンビ達もうじゃうじゃ登場して、ゾンビ好き(?)にも満足していただける内容となっております。

ゾンビ映画好きな私としては、★★★★★ですねぇ。デニス・ホッパー演じる、街を牛耳っているカウスマンの悪さがもっと出ていたら、さらに面白かったと思います。皆さんも是非、ゾンビ映画を一度味わってみたら、どうでしょう?
お勧めは「バタリアン」「ドーン・オブ・ザ・デッド」「バイオ・ハザード」

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サイモン・ベイカー,デニス・ホッパー,アーシア・アルジェント,ロバート・ジョイ,ジョン・レグイザモ
ジェネオン・ユニバーサル


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容疑者 室井慎次

2005年08月28日 03時47分51秒 | 作品名(や行)
第18回「・・・・・・の威力。」

今週は、予告どおり「容疑者 室井慎次」を観てきました。
『あ~もう~!』って頭をかきむしりたくなるような結末ではありました。ああいう犯人が一番許せないんです。以前、「交渉人 真下正義」の時に言ったんだけど、犯人に重きをおいていないって・・・。
今回は、犯人はきっちり出てきて事件は解決するんだけど、心の隅にシコリが残るような感じがしています。個人的に好きな俳優さんが演じていただけに、さらに残念・・・。

室井慎次というキャラクターを主人公にすると聞いたときは、「どんな映画になるんだ?」と楽しみ半分、心配半分って感じでした。映画を観た後の感想は、いい意味で室井慎次らしい映画でした。それだけに「踊る・・・」らしくない映画だったと思います。通常の「踊る・・・」にある、力の抜けた感じはスリーアミーゴスが登場した時くらいで、映画全体は終始、眉間にしわの寄ったまま観ているような状態でした。私的にはすごく楽しめた作品でした。
室井さんが表情をゆがめる度に、観ている自分まで一緒になって表情をゆがめてしまって疲れました。あの室井さんの「・・・・・・」の威力(演技)には脱帽です。喋ってないのに説得力があるんです。

今回も、前回同様にパンフレットを買うことをお勧めします。「裏設定集」なるものが掲載されていて、さらに作品に深みを増すこと請け合いです。それにしても、あれだけ「潜水艦事件」に絡めた話題が出てくると、裏設定じゃなくて表に出てきてもいいんじゃない?と期待してしまいますよね。映像としてあの事件が観たくなりますよねぇ。亀山さんにがんばってもらいましょうか?(笑)

作品としては、★★★★☆でした。犯人への怒りを込めて、マイナス1です。ちなみに、真下正義の事件とは何の関係もありませんでした。

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SAW-ソウ-

2005年08月20日 21時29分06秒 | 作品名(さ行)
「1作目が当たったからといって…」

2週間ぶりのご無沙汰です。先週は、帰郷。今週は特に観たい映画がないので、このままだと来週の「容疑者 室井慎次」まで、更新ができそうもないので、今週はお勧めDVDの話題で、お茶を濁そうかと…

そのお勧めの作品とは、「SAW-ソウ-」です。以下の文章は映画を鑑賞した日に帰宅してから、あまりにテンションが上がってしまって、今のようにブログを持っていなかったにも関わらず、いつか公開するかも…なんて考えて筆を走らせたものです。

まずは、「疲れた」が正直な感想。予告編で「この映画はたいへんストレスを感じます。必ず一人で観てください。」という注意書きがある。一人で観る必要はないが、たいへんなストレスは感じた。映画の時間は103分と短いのだが、片時も目を離せなかった。

映画を見る前に予告編を見て、どんな映画か?どんな驚きの展開なのか?を考えて観る事にしている。その展開を予測できたら、「勝ち」。もし見抜く事ができなければ、「負け」である。
今回のソウに関して言えば、「負け」である。いや、正確に言えば「勝っていた」はずである。
あの最後の展開は予想の範疇であったはずである。(実際に想像してはいた)しかし、話の途中で出てきた「罠」に見事にはめられてしまい、最後までその罠にはまりきってしまった。

犯人であるジグソウは言う、「多くの人間は生に感謝しない」「感謝を知らん連中に苛立ち、他人の苦痛を笑う奴らに怒る」と…人間として生を受けて、生きていることを実感する事は少ない。何も考えることもなく過ぎていく毎日、多くの人間がそうであろう。
犯人の言う事はもっともなのである。たぶんそれは死が目の前に迫った経験を持つ人間の台詞であろう。そう、そこに犯人への手がかりがある。
犯人は綿密な計画を長い時間をかけて実行する。生を無駄にした、死を軽視した連中に…
見事なカメラワーク、すばらしい脚本、演じる役者の演技。すべてに圧倒されてしまった。もう「完敗」を認めざるを得ないであろう。
この監督は、これ以上の映画を作らなくてはいけないプレッシャーに押し潰されないことを祈る。

と、いう内容の文章を書いたのです。その「SAW」が11月に「SAW2」が公開されることになったそうです。1作目が当たったから、2作目を作る。よくある話である。1作目があれだけ良く出来ていると、前作を上回る作品を作るのは至難の業では?と余計な心配をしてしまう。

点数をつけるとすれば、★★★★★です。是非、一度観てください。

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ケアリー・エルウェズ,ダニー・グローヴァー,モニカ・ポッター,アダム
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亡国のイージス

2005年08月08日 00時25分09秒 | 作品名(は行)
第17回「パンフレットは買いますか?」

今週は「亡国のイージス」です。私事なのですが、昼間に海に遊びに行ってからの鑑賞だったので、「つまらなかったら、寝ちまうぞぉ・・・」とばかりに映画館へ。

正直、邦画はあまり好きじゃないんです。キャストの豪華さばかりを目立たせて、観客を呼び込もうっていう魂胆がねぇ。この映画も、真田広之、佐藤浩一、中井貴一、寺尾聡と日本アカデミー賞主演男優賞俳優が目白押し。だからと言って必ずしも面白いとは限らない。何度もこのブログで言ってますよね。この作品は…面白かったです。満点はあげられませんけどね。

皆さんは、映画のパンフレットって買いますか?私はいつの頃からか、忘れたのですが映画に行くと必ずパンフレットを買うようにしています。深い理由はないのですが、映画を観た後に読むと結構面白いことが書いてある事があるんです。この「亡国のイージス」のパンフレットは価格1000円!普通の洋画とかに比べると、かなり高めなんです。厚さもあって、なんと台本も付いてくる。そりゃ、高くもなるなぁ。でも買ってよかった。それはなぜか。

映画を観ながら、「ずいぶん説明不足なところがあるなぁ・・・それは行間を読めって事か?」と思える中途半端なシーンが多々あったのです。(実際にその通りでした。)確かに観客に想像させる事は映画の楽しみの一つでもあるのですが、それを「よく解らない」と思ってしまう人もいるんです。この映画は大事なシーンを少しだけカットインするのですが、それについての演出がないまま、作品は終わってしまうのです。
たくさんの映画を観る人は、その作業は苦もなく行えるのですが、もしこの「亡国のイージス」が久々の映画鑑賞だとしたら、映画って難しいんだなと思ってしまう事でしょう。
その「行間」はパンフレットに説明されています。もしわからなかった人がいたら、ちょっと高めですが、購入してみてはどうでしょう。「ああ、なるほど。そういうシーンだったのか。」と納得できるかも知れないですよ。

作品としては、★★★☆☆です。もう少し、行間を少なくして欲しかったのと、最後のクライマックスシーン(中井貴一との対決シーン)が、なんか編集を間違ったのかと思うくらい、バサバサ切られていたので、マイナス2です。クライマックスなんだから、もう少し盛り上げてもいいのでは?

寺尾聡さんはどうしても、家族がらみの事件で、最後にはいい人になっちゃうんだねぇ。(「半落ち」を参照)

鑑賞前に読んでおくとさらに楽しめるもの・・・かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」

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真田広之,寺尾聰,佐藤浩市,中井貴一,勝地涼
ジェネオン エンタテインメント


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