第21回「また1つ、映像となった夢物語」
今回の映画は「ファンタスティック・フォー」です。ここ数年、ずいぶんアメリカン・コミックの映像化がされるようになってきました。「スパイダーマン」「X-MEN」「デア・デビル」「ハルク」等など、それらは進歩したCG技術のおかげで、見事なくらいに映像化されて私達、映画ファンを楽しませてくれています。(後者の2作品は失敗の部類に入るかも知れないけど・・・)
これらは、決して子供達を楽しませるだけの作品ではないと思います。作品に登場するキャラクター達は卓越した能力を手に入れますが、そのことで悩み、考え、それでも悪に立ち向かっていきます。この映画も彼らは、宇宙嵐を浴びてしまうことで、様々な超能力を手に入れます。アメコミのヒーロー達の力には科学的な根拠があるのがいいんです。(もちろん、宇宙で光線を浴びたら超能力を手に入れるという根拠はないのですが・・・)私がアメコミ物の映画が好きなのは、全ての事に理由があり、そこには等身大のヒーローが描かれているからなのです。
日本にもヒーロー物がありますが、彼らは「変身」の一言で「力」を手に入れ、なんら悩むこともなく、どこから来たのかも分からない悪者に立ち向かっていく姿は、物語に深みがないような気がします。
この作品は、かつて紹介した「Mr.インクレディブル」の基(あくまでオマージュだそうです。)になった作品だそうです。確かに、ゴムのように伸びる「Mr.ファンタスティック」、強靭な肉体と力を持つ「ザ・シング」、光を屈折させることで姿を消す「インビジブル・ウーマン」など、盗作だと訴えられてもおかしくないようなキャラクター達が登場します。その1人1人のキャラクターがしっかりしていて、かなり面白かったです。ストーリーも物語の発端を描いているのに、ダラダラした説明も少なくて、スムーズに物語を見せてくれます。大人も子供も楽しめる作品になっていると思います。
点数は、★★★★★です。ちょっと、アメコミ好きとSF好きの欲目が入った点数かもしれないけど、私的には十分楽しめた作品でした。おそらく、この作品もこれから続編が作られることでしょう。スパイダーマンのように、1を超える作品にしてほしいと心から願っています。
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今回の映画は「ファンタスティック・フォー」です。ここ数年、ずいぶんアメリカン・コミックの映像化がされるようになってきました。「スパイダーマン」「X-MEN」「デア・デビル」「ハルク」等など、それらは進歩したCG技術のおかげで、見事なくらいに映像化されて私達、映画ファンを楽しませてくれています。(後者の2作品は失敗の部類に入るかも知れないけど・・・)
これらは、決して子供達を楽しませるだけの作品ではないと思います。作品に登場するキャラクター達は卓越した能力を手に入れますが、そのことで悩み、考え、それでも悪に立ち向かっていきます。この映画も彼らは、宇宙嵐を浴びてしまうことで、様々な超能力を手に入れます。アメコミのヒーロー達の力には科学的な根拠があるのがいいんです。(もちろん、宇宙で光線を浴びたら超能力を手に入れるという根拠はないのですが・・・)私がアメコミ物の映画が好きなのは、全ての事に理由があり、そこには等身大のヒーローが描かれているからなのです。
日本にもヒーロー物がありますが、彼らは「変身」の一言で「力」を手に入れ、なんら悩むこともなく、どこから来たのかも分からない悪者に立ち向かっていく姿は、物語に深みがないような気がします。
この作品は、かつて紹介した「Mr.インクレディブル」の基(あくまでオマージュだそうです。)になった作品だそうです。確かに、ゴムのように伸びる「Mr.ファンタスティック」、強靭な肉体と力を持つ「ザ・シング」、光を屈折させることで姿を消す「インビジブル・ウーマン」など、盗作だと訴えられてもおかしくないようなキャラクター達が登場します。その1人1人のキャラクターがしっかりしていて、かなり面白かったです。ストーリーも物語の発端を描いているのに、ダラダラした説明も少なくて、スムーズに物語を見せてくれます。大人も子供も楽しめる作品になっていると思います。
点数は、★★★★★です。ちょっと、アメコミ好きとSF好きの欲目が入った点数かもしれないけど、私的には十分楽しめた作品でした。おそらく、この作品もこれから続編が作られることでしょう。スパイダーマンのように、1を超える作品にしてほしいと心から願っています。
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