しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ファンタスティック・フォー

2005年09月18日 18時11分01秒 | 作品名(は行)
第21回「また1つ、映像となった夢物語」

今回の映画は「ファンタスティック・フォー」です。ここ数年、ずいぶんアメリカン・コミックの映像化がされるようになってきました。「スパイダーマン」「X-MEN」「デア・デビル」「ハルク」等など、それらは進歩したCG技術のおかげで、見事なくらいに映像化されて私達、映画ファンを楽しませてくれています。(後者の2作品は失敗の部類に入るかも知れないけど・・・)

これらは、決して子供達を楽しませるだけの作品ではないと思います。作品に登場するキャラクター達は卓越した能力を手に入れますが、そのことで悩み、考え、それでも悪に立ち向かっていきます。この映画も彼らは、宇宙嵐を浴びてしまうことで、様々な超能力を手に入れます。アメコミのヒーロー達の力には科学的な根拠があるのがいいんです。(もちろん、宇宙で光線を浴びたら超能力を手に入れるという根拠はないのですが・・・)私がアメコミ物の映画が好きなのは、全ての事に理由があり、そこには等身大のヒーローが描かれているからなのです。

日本にもヒーロー物がありますが、彼らは「変身」の一言で「力」を手に入れ、なんら悩むこともなく、どこから来たのかも分からない悪者に立ち向かっていく姿は、物語に深みがないような気がします。

この作品は、かつて紹介した「Mr.インクレディブル」の基(あくまでオマージュだそうです。)になった作品だそうです。確かに、ゴムのように伸びる「Mr.ファンタスティック」、強靭な肉体と力を持つ「ザ・シング」、光を屈折させることで姿を消す「インビジブル・ウーマン」など、盗作だと訴えられてもおかしくないようなキャラクター達が登場します。その1人1人のキャラクターがしっかりしていて、かなり面白かったです。ストーリーも物語の発端を描いているのに、ダラダラした説明も少なくて、スムーズに物語を見せてくれます。大人も子供も楽しめる作品になっていると思います。

点数は、★★★★★です。ちょっと、アメコミ好きとSF好きの欲目が入った点数かもしれないけど、私的には十分楽しめた作品でした。おそらく、この作品もこれから続編が作られることでしょう。スパイダーマンのように、1を超える作品にしてほしいと心から願っています。

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ヨアン・グリフィズ,クリス・エヴァンス,ジェシカ・アルバ,マイケル・チクリス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


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ファイナルファンタジー7 アドベント・チルドレン

2005年09月15日 22時51分23秒 | 作品名(は行)
「失敗は成功のもと」

かつて、スクウェアという会社がありました。その会社は多額のお金をかけて、フルCGアニメを劇場作品として、大々的に公開した。その「ファイナルファンタジー」と名付けられた映画は、決して成功と呼べる出来でも、興行でもありませんでした。だって、それは「ファイナルファンタジー」の名を借りた、まったく別の作品だったから…

今日の作品は、「ファイナルファンタジー7 アドベント・チルドレン」です。この作品は、ゲームソフトの続編をDVDという形で映像化したものです。ゲームを知らなくても十分に楽しめると言われてはいますが、やはりゲームを知っている人でないと、十分には楽しめないのではないでしょうか?

ジェノバ、ライフストリーム、神羅カンパニー等など、前作を楽しんだ人でないとわからない世界観があるので、この作品から観た人は首を傾げてしまうのでは?と思います。ゲームをリアルタイムで経験した私としては、懐かしさと僅か10年という短い時の流れで、目を見張るほどのCGの進化に鳥肌が立ちました。

あの世界観に納得したうえで観ないと、クラウド達の戦闘シーンは、かつてマトリックスでネオとエージェント・スミスが演じた戦いのように、「あれじゃ、まるでドラゴンボールだよ。」という文句が聞こえてきそうなほど、アクロバティックな戦闘シーンでした。確かに、ハチャメチャなんです。もうとっくの昔に人間のレベルは超えてしまってるんです。だからこそ、前作のゲームを知っている必要があるんだと思うんです。いきなりあのレベルは素人には…などとヲタっぽい発言でした。(笑)

今回は、会社もスクウェア・エニックスと名前を変え、作品も劇場公開ではなくDVDとしての発売。会社の選択としては、もっとも被害(損失)の少ない方法をとったのですが、それはそれでいいのではないでしょうか?この作品は、かつての失敗から這い上がる第一歩なのでしょう。きっと失敗から多くの事を学んだ結果がこのDVDに詰まっていることでしょう。

かつて発売したゲームを、現在のクオリティで再販してほしいと思うファンからの一言でした。点数としては、★★★★☆です。やはり万人が楽しめる作品とは言い難いので、マイナス1です。もし機会があったら是非観てください。

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愛についてのキンゼイ・レポート

2005年09月04日 20時18分24秒 | 作品名(あ行)
第20回「正しい性教育とは?」

今回のコラムのタイトルを観て「なんのこっちゃ?」と思った人もいるでしょうね。今日観てきた映画は、「愛についてのキンゼイ・レポート」という映画だったのです。今回の映画も先日までノーチェックの映画でした。先日のスマ・ステーションで香取慎吾の選んだ5本の映画を稲垣吾郎がランキングをつけるコーナーで、6本目の次点だった映画という事で気になりました。それにタイトルにある「キンゼイ」の響きが耳に残ってしまったのです。「おいおい、そんな理由かい!」なんて言わないでくださいね。そういうのって、結構重要だったりすんです。

映画の内容は、実在のインディアナ大学の助教授アルフレッド・キンゼイが、全米の人1万8千人にセックスについてのインタビューを基に「キンゼイ・レポート」を出版し、ベストセラーになる。という実話を基にしたお話である。私自身は性については、けっこうオープンな方である。人間にとっては、かなり重要な要素であるし、生きていく中では欠くことができない事だと思っているので、隠すのではなく…という、彼の考え方には賛同できる部分がありました。それは、私が現代という時代に生きているからだと思うが、彼がこのレポートを作ったのは1948年の事。日本はその時?と考えると戦後3年ほど経った頃なのを考えると、彼の行動はかなり突拍子もない事なのは明らかである。

「性」について、個人的には隠そうとするよりはオープンなほうがいいと思っているのですが、映画はかなり深い部分にまで及んでいて、オープンと言っている私も少し嫌悪を感じてしまうシーンがいくつかありました。いくら実験とはいえ、そこまでは・・・と。

映画としては、ストーリーはまとまっていたし、主演のリーアム・ニーソンの演技も素晴らしい。でも賛否両論のある映画だろうな。というのが素直な感想です。「性」については隠していたい人もいるでしょうから。点数は★★★☆☆ってとこでしょうか。映画としての出来は文句なしでした。あまりに表現がストレート過ぎるので、ちょっとマイナスです。

余談ですが、今日の映画を観てきた「浜松中央劇場」は今月末には閉館してしまうそうです。やはり、TOHOシネマズの進出の影響は大きいようです。最近は映画代を割引したり、TOHOシネマズでは上映していない映画をやったり(今回の映画もその中の1本でした。)と、色々努力をしてはいたのですが、耐え切れなかったようです。テアトル有楽に続いて、浜松中央劇場までなくなってしまうのは、大変残念です。やっぱり地方都市だとミニシアター系だけでは、存続は難しいんですかね・・・

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ビル・コンドン
松竹


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