しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

キング・コング

2005年12月30日 02時59分24秒 | 作品名(か行)
第33回「愛を語るに言葉はいらず・・・」

今週は、やっと「キング・コング」を観に行ってきました。この作品は、今作も含めると4回も映画化されている名作です。この作品は監督のピーター・ジャクソンが1933年の第1作目に敬意を込めて、リメイクした作品だそうです。確かに1作目以後の作品には同じ「巨大なゴリラ」は登場しますが、面白い作品と呼べるかというと、首を傾げてしまいますもんねぇ。(特に1986年のキングコング2などは、ただの怪獣映画ですもんね。)

この作品は、監督の思い入れが強い為なのか上映時間が3時間を超え、ストーリーも3部構成になってるのですが、最初の1時間くらいは、まったくコングは登場しません。この辺りで多少の睡魔を感じてしまいした。コングが登場してからの1時間くらいは、なんか思いっきり「ジュラシックパーク」な状況になってしまいました。その後の1時間は、たぶん監督はここが撮りたかったんだろうという意気込みが伝わってくる位に盛り上がった、ニューヨーク編となります。

コングとアンとジャックの「奇妙な三角関係」は一見の価値ありです。ジャックが作品中で、脚本を読むアンに「行間を読んでほしいな」というセリフがありますが、三人のセリフのない顔の表情だけの演技は見事なものです。まるで何かを喋っているかのようでした。顔の表情を見てセリフを想像すると、より楽しめると思いますよ。

しかし、個人的にはちょっと物足りない気がしました。敬意を払ったというわりには、ジュラシックパークのようなストーリーを長々と入れたり(確かに盛り上がってワクワクはするのですが、なんの作品を見ているのか忘れてしまいそうでした。)、ニューヨーク編には特に以前の脚本との違うところはなくストレートな作りになっていました。コングとアンの悲恋の様子は心に訴えるものはあるんですけどねぇ。なぜなんでしょう?点数は★★★★☆ですかね。決してつまらない作品じゃないですよ。

それにしても、コングを演じたアンディ・サーキスはLOTRのゴラムといい、最近は人間じゃない役ばかりですねぇ・・・それが見事なのですが。

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ナオミ・ワッツ,エイドリアン・ブロディー,ジャック・ブラック,トーマス・クレッチマン,コリン・ハンクス
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【舞台】竜馬の妻とその夫と愛人

2005年12月25日 23時26分09秒 | 作品名(ら行)
舞台の傑作=映画の傑作にあらず

二週間ぶりのご無沙汰でした。先週は「キングコング」を鑑賞の予定だったんですが、風邪をひいてしまいました。で、今週は映画ではなく舞台を東京芸術劇場で鑑賞してきました。
その舞台とは、「竜馬の妻とその夫と愛人」でした。なぜこの舞台を選んだのかというと、実はある舞台のチケット争奪戦に敗れたのがキッカケでした。その作品とは、「12人の優しい日本人」です。どちらの舞台も脚本家「三谷幸喜」の作品です。

かつて、深夜番組だった「やっぱり猫が好き」でファンになった三谷幸喜が、脚本を書いた舞台の中でも「12人の優しい日本人」は大好きな作品の1つです。だから、再演を聞いた時は「絶対見たい!」って思いました。しかし、予想以上にライバルが多く、チケットを手にすることはできませんでした。あまりに悔しくて、三谷幸喜の脚本で他の舞台がないかと探していたところへ、東京ヴォードヴィルショーが再演中だった「竜馬の妻と…」を見つけたのです。こちらの争奪戦には勝利を収めることができました。(笑)

この「竜馬の妻と…」は2002年に木梨憲武さん主演で映画化された作品です。もちろん映画も観たのですが、さほど心に残る作品ではなかったのです。今回の舞台も大筋は同じだろうなぁ…とあまり期待していなかったのです。ところが、舞台が始まってからの1時間50分は時間を忘れてしまうくらい、のめり込んでしまいました。三谷幸喜の真骨頂とも言うべき、ワンシチュエーションコメディは見事でした。

舞台に登場する4人は、いずれも「坂本竜馬」の傍にいたからこそ歴史に名が残った人物(虎蔵は架空の人物ですが)ばかり、たぶん坂本竜馬に出会っていなければ、普通の人生を過ごし、普通に死んでいったことでしょう。映画の中では、中井貴一さんや江口洋介さんが演じてしまうことで、「普通の人」ではなくなってしまったので、私の心には残らなかったのではないかと思いました。佐藤B作さんや、山口良一さんが演じたことで(演じたお二人には失礼なのですが)、コミカルな演技が見事なくらいにハマッて、心地よかったのです。坂本竜馬の呪縛にはまった普通の人々のお話は、やはり曲者な役者さんが演じたほうが、良かったんじゃないかと思いました。

この作品は、やはり舞台用に書かれた作品なのだと再認識しました。場面やアングルが動かない舞台だからこそ出せる味わいみたいなものが、込められています。これからも多くの舞台を観たいと思えた作品でした。このブログを見てくれた皆さんにも舞台の鑑賞をお勧めします。

「やっぱり生の舞台はいいですねぇ。」点数は★★★★★です。

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三谷幸喜,山田和也
TBS


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ザスーラ

2005年12月11日 11時17分54秒 | 作品名(さ行)
第32回「ジュマンジ<ザスーラではなかったけど・・・」

10年前に上映された、「ジュマンジ」は私の好きな作品の1つです。引いた目が実際に起こるボードゲームなんて、ワクワクしませんか?
パンフレットを読んで気がついたのですが、「ジュマンジ」も「ザスーラ」も原作は同じ人物なんだそうです。予告編で「ジュマンジの続編」と言われていたのですが、タイトルは違うし、ゲームも全然違う。プロットとして同じなのは「引いた目が実際に起こる不思議なボードゲーム」ってことくらい・・・また「駄作の匂い」を感じていました。同じ人物が書いた正統な続編にしては、前作とはなんの関係もないし、出ているキャラクターもまったく違う人物となれば、期待も薄くなりますよね。

ところが、そんな「覚悟の鑑賞」はいい意味で裏切られました。宇宙空間の中に浮かんだ家の中だけで物語が進んでいくのですが、ストーリーのテンポもいいし、二人の兄弟のやりとりも面白かったです。見ていると、つい笑顔が出てきちゃうような素敵な兄弟でした。引かれた伏線もきちんと処理されているし、結末もきちんとしていましたしね。

点数としては★★★☆☆ってとこです。マイナス要素としては、CGにお金をかけすぎたのか?わかりませんが、登場人物が少なくて、ちょっと盛り上がりに欠けたところ。もう1つは、出た目の演出がジュマンジのようにもっと派手な演出があっても面白くなったんじゃないでしょうか?

それほど、可も不可もなく、お子さんと一緒に観にいくのにお勧めの作品だと思います。

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ジョシュ・ハッチャーソン,ジョナ・ボボ,ダックス・シェパード,クリステン・スチュワート
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Mr.&Mrs.スミス

2005年12月04日 02時52分32秒 | 作品名(ま行)
第31回「味に深みやコクはありません。」

いきなり、何の事かとお思いでしょう。今日観た映画をコーヒーの味に例えてみました。「Mr.&Mrs.スミス」を観てきました。この映画はまさに「アメリカンコーヒー」でした。味は薄いのですが、飲みやすいコーヒーのような映画でした。映画に深みやコクを求める人には、もの足りない映画かもしれません。

それにしても、この映画は公開前から盛り上がっていますよね。なんせ話題のカップルの共演ですからね。映画の内容よりも二人のプライベートの方が盛り上がってしまってるんじゃないですかね?でも映画の内容も及第点だったと思います。映画の中盤までは、単なる「派手な夫婦喧嘩」なんです。倦怠期を迎えた二人が、敵対する組織の一員だったのがわかったからって、ああまで憎しみあえるもんかってくらい、派手な夫婦喧嘩を繰り広げるんです。正直、このまま終わったらどうしようかと思いましたよ。

その後の展開があって、ホッとしました。(そりゃ、ありますよね。)でも冒頭でも述べたように、深い演出があるわけでもなく、ラストもあっけなく終わってしまいました。せめて、敵側にも有名な俳優さんを配置しての対決や、その後の二人の近影なんかがあったら、もっと点数は良かったかも知れません。

点数は★★★☆☆ってところですね。予告編から想像していたよりは面白かったのですが、予想を裏切る演出があったわけではなかったので、この位の評価です。深く考えないで純粋にアクション映画として観ると楽しめる作品だと思います。

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