しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

アイアンマン

2008年09月28日 02時29分35秒 | 作品名(あ行)
第107回「お楽しみは、まだまだこれからです。」

今夜はもちろん、この作品「アイアンマン」です。もうすでに半年ほど前から楽しみにしていた作品です。これほど待ち焦がれる作品も珍しいと思います。
それほど期待に胸を膨らませていたのにも関わらず、その大きな期待を裏切ることはありませんでした。そしてこれから始まるであろう、大いなる物語への序章としても、見事な役割を果たしていました。

巨大軍需産業「スターク・インダストリー」のCEOであると同時に、天才科学者であるトニー・スターク。彼が作り上げてきた数々の大量殺戮兵器がテロリストの手に渡り、多くの罪の無い人々を傷つけている。その事実を知った彼は、自らが作った兵器を破壊する為にアイアンマンとなり、終わりなき戦いが始まる…というのがエピソード1である今作の簡単なストーリー。

このブログで何度も語っていますが、どんなお話もそのスタートであるエピソード1を語るのが1番難しいのでは?と思っています。あえてエピソード1を後に持ってくるという手法もあるのですが、今作は真っ向勝負というか、主人公トニー・スタークがいかにしてアイアンマンになったのかが見事に描かれています。
正直、序盤はちょっと間延びしたところもありましたが、十分満足できる仕上がりになっていたと思います。

もう1つ重要なのが、悪役です。今作の悪役は身から出た錆というか、自身の蒔いた種から悪役が発生します。その姿はまるで「ハルク」のように見えて仕方がありませんでした。悪役としては個性が希薄なのですが、ここで味の濃いキャラクターが登場するよりは、良かったと思います。バットマンもそうやって成功していますしね。次回作の悪役に期待することにしましょう。

唯一残念だったのは、エンドロールが始まった瞬間に「エンドクレジットの後にお楽しみがあります。」とメッセージが出てしまったこと。あれは最後まで席を立たなかった人へのご褒美なのになぁ…とガッカリでした。でも、この先のアメコミ映画の展開を知っている人が見れば、「おお!」と喜んでしまうシーンなのですが、アメコミをまったく知らない人には「なんのこっちゃ?」というシーンです。
ちょっとマーベル・コミックスのことを調べてから映画館に行くと、さらに楽しめます。キーワードは「アベンジャーズ」です。

点数は★★★★★です。すでに「2」も決定し、さらにその後の展開も見えてきています。
ますます楽しみが増えてしまいます。

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スターシップ・トゥルーパーズ3

2008年09月21日 23時47分47秒 | 作品名(さ行)
第106回「決して万人向けな作品ではありません。」

皆さんは「スターシップ・トゥルーパーズ」という作品をご存知ですか?SF小説の名作「宇宙の戦士」を映画化した作品です。1997年に1作目が公開されているのですが、それを覚えている人がどれくらいいるでしょうか?
決して名作と呼べる映画ではないのですが、SF好きの私としては結構気に入っていた作品でした。点数をつけるとすれば、★★★★★だったと思います。
その後、2003年に2作目が公開されるのですが、どういう訳なのか、かなり低予算で作られてしまい、完全にB級扱いの為、私が観たのはずいぶん後になってからテレビの鑑賞でした。もちろん評価は世間と同じでした。「なぜそうまでして2作目を作ったのか?」と疑問の気持ちしかありませんでした。点数は★☆☆☆☆でしょう。

そして、今年になって3が公開されることをネットで知りました。「今さら?」と思った私の気持ちを揺り動かしたのは、製作総指揮にポール・バーホーベンが戻ったこと、そして1作目の主人公であるジョニー・リコの再登場でした。しかし、前作での失敗が大きく響き、全国公開とは行きませんでした。
そんな作品が、今週から私が通う映画館での公開が始まりました。そうなれば、たとえどんな結果になろうと行くしかないでしょう。
心の半分は駄作覚悟の上でした。今夜の作品は「スターシップ・トゥルーパーズ3」です。

映画を観終わっての感想は、タイトルにも書きましたが、万人向けの作品ではありません。少なくとも1作目を観て、面白かった人が観る事で本領を発揮する映画です。あのブラックユーモアを込めた「地球連邦放送」などの雰囲気は1作目を彷彿させる仕上がりになっていました。
今作では、1作目には登場しなかったパワードスーツ「マローダー」が登場します。ただ残念な事にデザインがイマイチでした。

点数は★★★★☆です。この作品は完全に観る人を選びます。SF好きな人でも、もうすぐDVDが発売されますので、それまで待っても十分でしょう。

来週は、いよいよ「アイアンマン」です。

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ウォンテッド

2008年09月14日 21時27分21秒 | 作品名(あ行)
第105回「これはアンジーの為の映画ではない。」

アンジーとは、アンジェリーナ・ジョリーのことである。今や色んな意味でも話題を振りまいている彼女。予告編でも彼女の魅力満載って感じで作られています。しかし、この映画を観終わった後に残るのは、決して彼女の印象じゃないんです。むしろ彼女は脇役に徹していました。
主人公を演じたジェームズ・マカヴォイの印象の方が強烈に残る映画なのです。
今夜の映画は「ウォンテッド」です。

予告編を観て、だいたいのストーリーは予想できました。ごく平凡な青年が、実は伝説の殺し屋の血をひいて、暗殺組織によってその力を目覚めさせていく。というのが予告編でのストーリー。問題はその後の話の展開、それによっては駄作となる可能性は十分に秘めていました。
その思いは映画の冒頭5分で打ち破られます。いきなり人間離れしたあの戦いで度肝を抜かれてしまいます。そして主人公である彼の、あまりにも卑屈な人生を見せられた後で、アンジーの登場、そこからは怒涛の展開が待っています。主人公の彼が徐々に目覚めていく様は見事でした。冒頭とラストでは別の俳優が演じているのかと思うくらい、素晴らしい演技でした。

そう、予告編では完全にアンジー主演の映画かのように描かれていますが、映画を観終わった今では、アンジーの印象はそれほどでもないのです。
さらに、映画の評価を上げたのはその潔さでした。最近は完全に続編を見据えた演出を入れてくる映画も多く、敷いた伏線を残したり、悪役を殺さなかったり等など、上映後の観客の評価はどうでもいいのか?と思うような作品が多く見られます。もちろん面白い映画なら大歓迎なのですが・・・でも最初から続編があるのがわかっている作品って、なんか薄っぺらく感じませんか?
この映画は見事でした。あまり言うとネタバレになるので言いませんが、個人的には全てが見事に完結します。その潔さは観ていて気持ちよかったです。

評価は★★★★★です。あまり深く考えずに観られることも、この映画のいい点ではあります。脇を固める名優達も見事でした。アクションが好きな人なら、必ず鑑賞してください。きっと満足すると思います。

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デイ・オブ・ザ・デッド

2008年09月06日 23時45分49秒 | 作品名(た行)
第104回「遠くへ来てはみたものの・・・」

今夜の作品は、「デイ・オブ・ザ・デッド」という作品です。皆さんは知っていますか?
ゾンビ映画界の巨匠ジョージ・A・ロメロが作った「死霊のえじき」をリメイクした作品です。
以前のブログでも私のゾンビ映画好きは書きましたが、この作品は近くの映画館での上映予定がありませんでした。いずれ、DVDとかでの鑑賞になるのかな?と完全に諦めていました。
この作品を観ようと思い立ったのは金曜日の夜のことでした。

家でパソコンにむかい、今週末は何を観ようか悩んでいました。近くの映画館を探してみても、特に観たい作品がありません。「今週末のブログはお休みかな?」なんて思っていたのです。
その時、ちょっと遠めの映画館のホームページで目に留まったのが、この作品でした。
車で片道50km…ガソリン代を考えると、そこまでして観たい作品なのか?と自問自答。かなり悩んだ挙句に、思い切ってハンドルを握り、車を走らせました。

作品はとあるアメリカの田舎町で発生した風邪に似た病気で、街中がウィルスに犯され始める。次々に人々は倒れ、倒れた人々はゾンビとなって蘇り、人間を襲い始めるという、ゾンビ映画の王道をいくお話です。特に突飛な設定もなく、展開も普通です。
ゾンビ映画好きでもなければ、遠くまで足を運ぶほどの映画ではありません。上映館が少ないというのは、やはり映画の評価を表しているのかも知れませんね。

それでも個人的には楽しめました。評価は★★★☆☆です。主演のミーナ・スヴァーリは可愛らしいのですが、やはり軍人役はちょっと厳しいのかな?
さらに、天井を走り回るゾンビ達。ちょっとゾンビ好きには許せないくらいの能力にちょっとガッカリでした。
せっかくの名作のリメイクなのですから、もっと名優さんや登場人物が多いほうが盛り上がったと思います。

実は、同じゾンビ映画で、同じ映画館で翌日から上映予定だった「REC」の方が観たかったのです。もっと良く調べていたら…とちょっと後悔してしまったのでした。

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