しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

2010年08月16日 23時37分23秒 | 作品名(た行)
第195回「久しぶりに彼らの元気な姿が見られて良かったです。」

「特攻野郎Aチーム」と聞いて「お!懐かしい」と思うあなたは筆者と同じアラフォー世代ですか?今夜の作品「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」は、そんな旧作品ファンである私には、是非とも観ておきたい作品でした。

物語はイラク戦争末期、アメリカ軍に所属する曲者4人の特殊部隊「Aチーム」彼らにある任務が転がり込む。それはテロ組織が偽ドル札の原版を手に入れ、それを持って海外へ逃亡しようとしているというのだ。それを阻止し、原版を取り戻す為に綿密な作戦で挑んだAチームだったが、見事に原版を取り戻したと思ったら、何者かに原版を奪われてしまう。さらに作戦を命じた上官は殺されてしまい、彼らの行動の正当性を証明する人間がいなくなってしまう。原版を盗んだ一味の疑いをかけられ投獄されてしまうAチームの面々。彼らは汚名を晴らし、盗まれた原版を取り戻す事は出来るのか?

この作品の一番評価すべきところは、なんといっても「脚本」です。私よりも下の世代の人達は「Aチームって何?」という人も大勢いるでしょう。だからこの映画ではエピソード0である彼らの出会いも描く必要がありました。
このブログで何度も言っているように、エピソード0を描くのはとても難しいのですが、今作では冒頭の20分で見事に描かれていました。そして、その後30分で彼らが軍隊から嫌疑をかけられ投獄されるまでを描き、初めてAチームを見る人はもちろん、かつてのファンである私までも納得させる見事な脚本でした。

ちょっと解かりづらい作戦行動も、作戦会議とうまくシーンをリンクさせて解かり易く描いていました。それほど難しい作戦ではないですけどね。

そしてなにより嬉しかったのは、ハンニバル、フェイス、モンキー、コングの4人のキャラクターがイメージ通りで違和感がなかったことが良かった点でした。ただ、テレビ放映当時に日本側で付けたニックネームのモンキーとコングについては劇中では使われなかったのは残念だったかな。

作品の点数は★★★★★です。落下する戦車のシーンなど荒唐無稽な設定などもあるのですが、彼らのノリに納得させられてしまうのはドラマシリーズからのお約束ってことで。

この夏休みに難しいことを考えないで、思いっきりド派手なアクションを楽しむにはピッタリの作品です。是非とも良く練られた脚本での続編を希望します。

それから、スタッフロールが終わるまで席は立たないでくださいね。往年のファンにはたまらないシーンがおまけで付いてきますから。

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ソルト

2010年08月01日 23時44分14秒 | 作品名(さ行)
第194回「もしかして、女性版ジェイソン・ボーンになりたいの?」

今夜の作品「ソルト」はすっかりアクション女優というレッテルを貼られてしまったアンジェリーナ・ジョリー主演のアクション映画です。設定そのものは良くありそうでしたが、これといって他に魅力的な作品もなかったので、この作品を選びました。

石油会社を装ったCIAの秘密機関に所属し、アメリカの為に働いていた工作員であるイヴリン・ソルト。ある日、彼女の機関にロシアからの亡命者が現れる。彼の尋問を担当するソルト、その亡命者はアメリカに訪問中のロシア大統領が暗殺されると告白する。そしてその犯人の名前がイヴリン・ソルトであると。
突如、スパイの嫌疑をかけられたソルトは、自身の潔白を証明する為、愛する夫の安全を確かめる為、逃避行を開始する。果たして彼女はロシアのスパイなのか?彼女は策略にハマっただけなのか?

物語は至って単純である。彼女がロシアのスパイであるのは、すぐにわかる。そしてロシア大統領暗殺という計画の為にアメリカに潜入し長い期間に渡って、身分を隠しながらCIAで任務にあたっていたのもわかる。問題は彼女の現在の立場を最後まで観客に迷わせるような脚本になっているのだが、それが途中ですべてわかってしまったこと。
おそらくこの結末に驚く観客はいなかったのではないだろうか。
敷いた伏線もきちんと回収されているのですが、容易に結末を想像できてしまいました。

作品の点数としては★★★☆☆です。アクション映画としては合格点ですが、物語に深みが足りない気がします。最近のハリウッド映画では敵役にアラブなどの中東国が多い中、珍しくというか、久々にロシア(ソ連)を持って来た点は評価できますが、それをうまく生かせてないですね。

そして、最大の問題点は完全に続編を作るつもりがある結末にしている事。まるで女性版ジェイソン・ボーンのような設定で、最後のセリフに「敵はまだまだ大勢いる」みたいな事を言っているのですから、絶対に続編があるのでしょうが、この作品が大ヒットしてから検討してほしかった。

正直、続編が見たくなるほどソルトは魅力的なキャラクターではなかった気がします。

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