しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ナイト&デイ

2010年10月10日 23時19分08秒 | 作品名(な行)
第199回「いたってシンプルな作品でした。」
さて、またまた2週間ぶりの更新です。この1週間は人生初の「入院」など、プライベートで色んなことがあった週でした。でも無事に生きていますので、ご心配なく。
で、今週の作品は「ナイト&デイ」です。トム・クルーズとキャメロン・ディアス主演のアクション・ラブストーリーとの触れ込みで大々的に宣伝していますが、本国アメリカでは大コケしたようで、早くもトム・クルーズはその補填の為に「ミッション・インポッシブル4」の製作に乗り出したようですね。(笑)
と、まあそんな作品ですから、あまり期待せずに劇場へ足を運びました。

ジューンは車の部品の買い付けの為に訪れたウィチタの空港でロイ・ミラーと名乗る男と出会う。彼はとても魅力的でジューンは恋の予感を感じていた。ところが彼と共に乗った飛行機内で、ロイに次々と乗客達が彼に襲い掛かってきた。その格闘でパイロットを失ったが、なんとか不時着。ジューンは翌日目を覚ますと自宅のベッドだった。だがそれは今まで平凡な生活を送ってきたジューンを別世界へと導くキッカケに過ぎなかった。

アメリカでコケた理由はよく解かりました。2人の名俳優に頼りきってしまい、脚本が薄っぺらいものになってしまっていました。良く言えば解かり易く、誰でも楽しめる作品。悪く言えば特にひねりも無く、驚きも無い展開。
展開はテンポ良く、アメリカ、ドイツ、オーストリア、スペインと世界中を又にかけて、CIAや悪徳武器商人など、スケールは大きいのに起こっている事件がものすごく小さく感じてしまうのは何故でしょうか?
主演の2人に頼るのではなく、もっと事件に深みを持たせたらもっと面白い作品になったと思います。サイモンといういい設定のキャラクターもいたのだから、彼をもっと活躍させたら良かったように思います。

点数は★★★★☆です。色々と酷評を書きましたが、決してつまらない作品ではありません。(それは私の心の準備があったせいかも知れませんか・・・)ツッコミどころは多くありますが、難しく考えずに観れば、そこそこ楽しめる作品だと思います。

あんなに天真爛漫なジューンがCIAや武器商人相手に立ち回るのは、ちょっと無理がありますけどね。

来週はいよいよ200回目の記事ですが、日本映画になりそうな予感が・・・

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トム・クルーズ,キャメロン・ディアス,ピーター・サースガード,ビオラ・デイビス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


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