しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ソウ ザ・ファイナル 3D

2010年10月31日 23時45分57秒 | 作品名(さ行)
第201回「本当にゲームは終わったのか?(ネタバレ含む)」

さて、またまた2週間ぶりの更新となってしまいました。どうしても観たいと思える作品が無く、前回の失敗も尾を引いているのかな?
で、2週間ぶりにやっと観たいと思える作品を観てきました。そう、年に1度のお楽しみ「ソウ ザ・ファイナル 3D」です。いよいよ7作目にして、すべての事件に決着がつくと思うとワクワクしながら、劇場に足を運びました。そりゃ、今作も痛さ満載の作品に仕上がっていることはわかっていますが・・・

ジグソウが命を粗末にする人々に仕掛ける「死のゲーム」。選ばれた人々は命を失うか、大きな代償を払って生き残るか。究極の選択を迫られるソリッド・シチュエーション・スリラー。第1作目ですっかりこのシリーズの虜になってしまった私。もちろん、次々と凄惨な仕掛けによって、残酷に殺されている人々を見ていて気持ちいい訳はありませんが、選ばれた人々は皆、選ばれるべき理由のある人々。そして、そのゲームに参加した経緯を考え、ゲームに隠されたヒントを見つけ出せば、「命の大切さ」や「生きていることの素晴らしさ」を教えてくれるこのシリーズ。(個人的な考えなのでこの辺は賛否両論あると思いますが)
そのジグソウの精神みたいなものを、なんだか納得してしまった私はこのゲームに観客として参加、年に1度の痛さを味わいに行ったのです。

まずは作品の評価の前に、またまた3D作品についての苦言。この作品も昨今の流行を取り入れて3D作品として上映されていますが、まったく意味を成していません。
時々画面に向けて飛び散る血しぶきや、凶器などが「ああ、そういえば3Dだったっけ。」と思わせてくれましたが、効果的かと言えば、正直なんの意味もないと思います。

そして、最も私を困らせたのは、「3Dメガネ」の存在。それでなくても、メガネを普段からかけている私は普通のメガネの上に3Dメガネをかけるという、なんともおかしな状態になります。何度か経験した3D映画館では、そんな人のことも考慮したメガネだったのですが、今夜の映画館はそんな事をまったく考慮していない作り方だったのです。
映画を観ている間じゅう、ずっとずれてくる3Dメガネとの格闘でした。お願いですから使い捨て(お持ち帰り可)の簡素な3Dメガネは止めてください。

で、作品はというと・・・★★★★☆です。このシリーズは1作目から観ていないとまったく楽しめません。しかも、7作目にしてやっと1作目の彼のその後が描かれます。ですので、予習は不可欠です。この作品だけ観たのでは、ただの残酷な映画でしかありません。
個人的な考えですが、ジグソウの仕掛けるゲームには逃げ道というか、それなりの代償は払いますが、助かる道が残されているのです。しかしジグソウの死後、後継者となったストラム捜査官の仕掛けるゲームにはそれがまったく無いのです。ただ死んでいく人々を見て楽しんでいるのです。そんな彼にも報いが訪れるのですが、その報いを与えるのが生きていた彼なのです。

そして、今作の劇中で行われるメインのゲームはおそらく生きていた彼らのチームが仕掛けたものではないかと思います。その他のゲームはストラムの仕業だと思いますが。
そして彼らのチームが残っている以上、このゲームは終わったとは言えないのではと思っています。

「ファイナル」とタイトルにつけていますが、原題にはついていませんしね。もしかしたらこの死のゲームは続いていくのかも。
色々なことに決着はつきますが、イマイチ盛り上がりに欠ける作品だったと思いました。

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インシテミル 7日間のデス・ゲーム

2010年10月17日 20時56分06秒 | 作品名(あ行)
第200回「これだから邦画を観るのは・・・」

ブログを書き始めて、約5年が経過し記念すべき200回目の更新となりました。先週のブログでも言いましたが、「嫌な予感」はしていました。記念すべき100回目は近年稀に見る傑作だった「ダークナイト」を紹介し、200回目も同じように傑作を・・・と思っていたのですが、真逆の作品を紹介することとなりました。
その作品とは「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」です。

物語は時給11万2000円という怪しい求人広告を見て、集められた男女10人。仕事内容はある施設の中で24時間監視されながら7日間を過ごすこと。それは極めて楽なバイトに思えた。ところが、各々の個室にはそれぞれ異なる凶器が置かれていた。バイトの終了は何も起きずに7日間経過するか、生存者が2名になるまで施設に残らなければならない。しかし早速2日目に銃殺による死者が出てしまう。施設に監禁された彼らは次第に疑心暗鬼に陥っていく。彼らは無事に施設を出ることが出来るのだろうか。

不安はアッサリと的中する。映画が始まる前の段階で某大手芸能事務所の50周年の記念碑的作品であることがわかった段階で嫌な予感は的中したも同然である。藤原竜也、綾瀬はるか、片平なぎさ、北大路欣也などなど、確かに豪華キャストであるが彼らがお金欲しさで集められた普通の人々と言われ、誰が納得するだろうか?あまりにも現実離れしすぎである。
そして、1番の問題はやはり脚本。そもそも上記に書いたように荒唐無稽な設定なのだから、それを納得させるだけの脚本力のようなものが必要である。アッサリと死人が出た段階で、簡単に疑心暗鬼になる人々。そしてアッサリと殺しあう人々。監視されているとわかっていながら、殺しあうだろうか?そして「探偵」と「犯人」などという推理ゲームのような設定も、1度だけ適用しただけで、アッサリと崩壊する。

特に観客を迷わせる伏線も、面白いストーリーも無いままエンディングを迎える。正直、失笑でした。大勢の大人達がこの映画に携わって、作品として劇場公開するまでの間に試写などを行なったであろうに、誰も「この脚本ではダメだ。」と言わなかったのかと首を傾げました。

作品の点数は★☆☆☆☆です。記念すべき200回目のブログで最低点を出す事になったのはある意味、運命的なものを感じずにはいられません。もう映画制作にテレビ局や芸能事務所が口を出すのはやめませんか?観客を無視した映画が作られるのは、映画ファンとして我慢ができません!

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ナイト&デイ

2010年10月10日 23時19分08秒 | 作品名(な行)
第199回「いたってシンプルな作品でした。」
さて、またまた2週間ぶりの更新です。この1週間は人生初の「入院」など、プライベートで色んなことがあった週でした。でも無事に生きていますので、ご心配なく。
で、今週の作品は「ナイト&デイ」です。トム・クルーズとキャメロン・ディアス主演のアクション・ラブストーリーとの触れ込みで大々的に宣伝していますが、本国アメリカでは大コケしたようで、早くもトム・クルーズはその補填の為に「ミッション・インポッシブル4」の製作に乗り出したようですね。(笑)
と、まあそんな作品ですから、あまり期待せずに劇場へ足を運びました。

ジューンは車の部品の買い付けの為に訪れたウィチタの空港でロイ・ミラーと名乗る男と出会う。彼はとても魅力的でジューンは恋の予感を感じていた。ところが彼と共に乗った飛行機内で、ロイに次々と乗客達が彼に襲い掛かってきた。その格闘でパイロットを失ったが、なんとか不時着。ジューンは翌日目を覚ますと自宅のベッドだった。だがそれは今まで平凡な生活を送ってきたジューンを別世界へと導くキッカケに過ぎなかった。

アメリカでコケた理由はよく解かりました。2人の名俳優に頼りきってしまい、脚本が薄っぺらいものになってしまっていました。良く言えば解かり易く、誰でも楽しめる作品。悪く言えば特にひねりも無く、驚きも無い展開。
展開はテンポ良く、アメリカ、ドイツ、オーストリア、スペインと世界中を又にかけて、CIAや悪徳武器商人など、スケールは大きいのに起こっている事件がものすごく小さく感じてしまうのは何故でしょうか?
主演の2人に頼るのではなく、もっと事件に深みを持たせたらもっと面白い作品になったと思います。サイモンといういい設定のキャラクターもいたのだから、彼をもっと活躍させたら良かったように思います。

点数は★★★★☆です。色々と酷評を書きましたが、決してつまらない作品ではありません。(それは私の心の準備があったせいかも知れませんか・・・)ツッコミどころは多くありますが、難しく考えずに観れば、そこそこ楽しめる作品だと思います。

あんなに天真爛漫なジューンがCIAや武器商人相手に立ち回るのは、ちょっと無理がありますけどね。

来週はいよいよ200回目の記事ですが、日本映画になりそうな予感が・・・

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