しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

THE LAST MESSAGE 海猿

2010年09月27日 23時38分18秒 | 作品名(さ行)
第198回「完結編?それにしては・・・」

ブログの更新が遅れてしまいました。昨日の夜は風邪の為に早く眠ってしまったので、更新が月曜日の夜になってしまいました。そんな状況での今夜の作品は「THE LAST MESSAGE 海猿」です。
前作から5年が経過しての第3作目。潜水士仙崎大輔の活躍の描く物語です。前作から今作までの間に私にはある変化がありました。それは原作であるマンガ版「海猿」を読む機会があった事。そして映画以上に私は原作のファンになっていました。そして思いました。「この最後のエピソードを描くのは映画では難しいだろうな。」と・・・
そして、映画は原作とは異なる脚本を選びました。

福岡沖に建設された巨大天然ガスプラント施設レガリアに接近しつつある巨大台風。台風の接近に伴う高波の影響で海洋掘削装置が接触し炎上。すべての作業員に避難が命じられる。その避難作業の為に第十管区海上保安本部機動救難隊の仙崎大輔、バディの吉岡らは施設に向かい要救助者の救出を行なうが、予想外の爆発が起こり、大輔たちはレガリア内に取り残されてしまう。台風が通過するまで、ただ待てばいいはずだった。しかし、事態は急変する。

今作の予告編を色んなところで目にして、私は心配していました。それは前作の予告編とまったく同じようなシーンの連続で「これは駄作かも?」と思っていました。舞台がフェリーからガスプラントになっただけだろうと。結果は当たらずとも遠からずといったところでした。
個人的には原作の最後のエピソードは恐らく映画では描くことはできないだろうと思っていました。それは日本人にとってタブーとも言える位の事故が描かれていたからです。その選択は間違っていなかったと思いますが、フィクションとはいえ「犠牲者0」という設定はあまりにも奇麗事過ぎるのではないでしょうか。
あれほど複雑で巨大な造りであるはずのプラント内を地図もなしに、あっという間に目的地に到着する主人公達。ケガ1つすることなく炎や落下物の中をスイスイ逃げ続ける要救助者達。そしてどこかで見た様なエンディング。完結編と呼ぶにはあまりにもアッサリとした内容でした。

多くの酷評を綴ってきましたが、映画の評価は★★★☆☆です。決して悪い脚本ではなかったとは思いますが、ありきたりの展開、予想の範囲内のエンディングでは高い評価を与えることはできません。テレビドラマ版がとてもいい出来だっただけに、映画版の綺麗すぎる展開は、とても残念でした。

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劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-

2010年09月19日 23時53分19秒 | 作品名(か行)
第197回「それは映画にしてまで伝えるべきことだったのだろうか?」

またまた2週間ぶりのご無沙汰になってしまいました。プライベートでゴタゴタしている状況が続いていた為です。解決したわけではありませんが、それでも私にとって映画は必要不可欠なもの。今夜はちょっと遠くの映画館まで足を運びました。今夜の作品は「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」です。

かつてテレビシリーズとして描かれた「機動戦士ガンダム00」の2年後の世界を描いた作品。
私設武装組織「ソレスタルビーイング」によって訪れた戦争のない世界。
しかし、混乱は突然に訪れた。130年前に木星に向かったはずの探査船が地球へ落ちようとしていた。その危機はあっさりと回避されるが、探査船に付着していた謎の金属生命体が次々と人間を襲い始めた。襲われた人々は「イノベイター」と呼ばれる人間よりも優れた能力を持った人々だった。謎の生命体の目的は何なのか?そして人類は生き残れるのか?

ファーストガンダムからのファンである私にとっては、なんとしても観ておきたい作品でした。あの独特の世界観と、モビルスーツによる戦闘は私の少年心を心底ワクワクさせてくれます。
しかし、この作品については多少の酷評を書かせていただきます。

このシリーズのいいところは人と人とのぶつかり合い。どちらかが正義でどちらかが悪でなく、それぞれの生き方が見事に描かれているのがこの作品群の魅力である。しかし、今回の作品の敵は謎の金属生命体。それはまるで「ターミネーター2」に登場したT-1000のような印象を与え、そして無機質な彼らが一体何をしたいのか、そしてどんな結論だったのかは謎のままで物語はエンディングを向かえてしまいました。

やはり2時間という映画サイズの時間では描けることに限界があり、物語の本質をうまく伝えられていないように思いました。それでも映像は凄いし、戦闘シーンは見応えがありました。

点数は★★★★☆です。映画としての評価は3点ですが、ガンダムファンとしての評価をプラス1点とさせてもらいました。テレビシリーズを観ていない人にはまったく楽しめない作品なのでファン以外の人を無視(そこまでひどくはありませんが。)した映画ではないかと思います。
この映画からガンダムを知るという作品ではありませんので、ご注意を。

この作品を観て改めて思ったこと。「やっぱりUC(宇宙世紀)のガンダムが好き」だということでした。

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バイオハザード4 アフターライフ

2010年09月05日 23時27分06秒 | 作品名(は行)
第196回「みなさんはどこまで続編って許せますか?」

すっかりご無沙汰してしまいました。すみません。土曜日のたびに何かしら用事が入るという状況が続いていまして、映画を観に行く時間すらありませんでした。
そんな状況もやっと落ち着いて、3週間ぶりの更新です。その作品とは「バイオハザード4 アフターライフ」です。日本の名作ゲームを映画化したゾンビ映画第4弾です。

物語は巨大複合企業「アンブレラ社」によって開発された「T-ウィルス」。人間をゾンビ化させるそのウィルスによって汚染され荒廃した世界。そのウィルスは世界中に蔓延し、僅かに残った人々は安息の地を求めて暮らしていた。そんな人々の僅かな希望は確かにあるかに思われた。「アルカディア」を名乗り生き残った人々を荒廃した世界から救う放送が流れ、アラスカにあると向かったのは前作。そしてアリスは東京への向かったのだった。

前作で思いっきり東京へ向けて張られた伏線を、冒頭から見事に描いてくれました。渋谷のスクランブル交差点での事件の発端から始まり、アンブレラ社東京支部でのウェスカーとの対決など、ファンにはたまらないプロットなのですが、正直必要だったかは疑問が残ります。
この第4作目については、前作までとちょっと趣が違う感じがありました。前作までは僅かながらも物語が進んでいたのですが、個人的な感想ですが今作はちょっと足踏みした印象を受けました。「アリス計画」についても触れられたのは最後だけだし、「アンブレラ社」が登場するのは冒頭と最後だけ。なんとも中途半端なイメージを受けました。

監督にポール・アンダーソンが戻ったことで、大きな期待をしていたのですが、リスタートに近い形の4作目となっていました。それでも、ゾンビ映画ファン、そしてバイオハザードファンである私を満足させる映画ではありました。

点数は辛めの3点、それに加え個人的に楽しめたのでプラス1点の★★★★☆です。そして今作も次作への伏線はキッチリ張られています。というより思いっきり途中で終わります。それを許せるかどうかもこの映画の評価に大きく関わってくるかと思います。

個人的には好きなシリーズなので、面白い脚本であれば、どんどん作って欲しいんですけどね。次回作では今作でやっと登場したクリスが重要な鍵を握りそうなので、配役とか監督はそのままで作ってほしいです。

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