しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2009年06月28日 22時32分54秒 | 作品名(あ行)
第143回「あと2本。その先に私の求める答えがあるだろうか?」

あと2本。今夜の作品は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観てきました。以前のブログでも書きましたが、この作品への思い入れは深いほうではありません。

それでもこの作品を観たいと思っているのは、以前のテレビ版があまりにも中途半端な作品に仕上がっているからです。後から作られた劇場版を見ただけですが、意味不明で何をどう表現したかったのか、疑問ばかりが残った作品でした。
個人的には、あれは時間的にも金銭的にも余裕の無かった状態で作られた作品だから、ああいう演出をするしかなかったのだと思っています。ですから、二年前から始まった「新劇場版」は、かつての作品とはいい意味で違う作品を提供してくれるのだと思っているのです。

新劇場版となって2本目のこの作品は、ここからテレビシリーズとは違うストーリー展開を見せ始めます。(テレビシリーズを完璧に観ているわけではないので想像ですが)新たなるキャラクターや、参号機の登場など、旧シリーズでは描かれなかった新要素が登場し始めます。ただ、現段階では正しい評価をすることはできません。残り2本を観てみないと・・・なんとも。

ただこの作品だけを観ての評価は★★★★☆です。相変わらず、物語の裏側で行なわれている謎の行動や組織など意味のわからないことは多くありますが、それらを除いてみても、この作品は見応えのあるものでした。私の中で前作よりも作品の評価としては格段に上がりました。

しかし、ここまで観る人を選ぶ映画も珍しい。この作品だけでは、作品としては成立していないし、アニメなのに子供が観ても楽しめない。万人向けではないのに、ここまで観客を集められる作品も珍しいのでは。
この先の作品が、ますます楽しみになりました。絶対に旧シリーズのような終わり方だけはしないで欲しいと心から願っています。

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トランスフォーマー/リベンジ

2009年06月21日 18時41分46秒 | 作品名(た行)
第142回「どうして、こんなに男の子心をくすぐってくれるのか?」

今週の作品は、もちろん「トランスフォーマー/リベンジ」です。日本生まれのオモチャがアメリカに渡り、製作総指揮スティーブン・スピルバーグ、監督マイケル・ベイというヒットメーカーによって、究極のエンターテイメントに昇華した作品の第2作目です。

宇宙の彼方から来た金属生命体が、地球上のあらゆる機械に乗り移り「変形ロボ…トランスフォーマー」となって、悪の生命体「ディセプティコン」との壮絶な戦いが繰り広げられるというのが、簡単なストーリー。基本的なストーリーは前作と同じなのですが、前作以上に多くのトランスフォーマーが登場します。
大型トラック、バイク、スポーツカーなど乗り物類から変形するロボット達を見ると、ワクワクしてしまうのはどうしてでしょう。相変わらず、どこがどう変形したら、あのようになるのかは分かりませんが、彼らが変形して戦う姿を見るとワクワクします。

ストーリーも予告編を観て想像していたのとは、いい意味で違っていて楽しめました。冒頭に語られる前作から今作までの空白の時間に起こった出来事を説明し、新たなメンバーの紹介も違和感なく、すんなり話を進めることが出来ています。

良いところばかりでなく、ちょっと残念な所も何点か。新たに多くの「オートボット」達が登場するのですが、印象的に取り上げられたのは双子のコンビくらいで、他のメンバーの詳しい紹介が無かったのが、残念でした。敵軍に関しても多くのキャラクターは登場しますが、セリフがあったのは「スタースクリーム」ぐらいで、あとはその他大勢になってしまったのは残念でした。

今作では新たな取り組みなのでしょうが、豹の姿をしたキャラや、全身が刃物のようなキャラ、さらに人間になれてしまうキャラが登場しますが、個人的にはトランスフォーマーの最低ルールとして、変形前は人間界にある機械類になっていて、その姿からの変形が楽しみなので、変形前が設定されていないキャラや、人間になれてしまうのは、ちょっと違うなぁ?と思ってしまいました。(それだとターミネーターじゃない?)

作品の点数としては、限りなく満点に近い★★★★☆です。満点にしたいのですが、上に書いたように少し残念なところもあったので、この点数としました。前作を観ていない人が観ても十分楽しめる作品だと思いますが、前作を観ていれば何倍も楽しむことができる作品です。
おそらく続編も作られるでしょうが、前作より面白くしようとする余り、トランスフォーマーの概念そのものを破り捨ててしまうことの無いように祈ります。

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ザ・スピリット

2009年06月14日 22時23分03秒 | 作品名(さ行)
第141回「新たなるヒーローの誕生とはなりませんでした。」

私がこのブログを書くようになったきっかけの1つは、ヤフーの映画ページの中にあるユーザーレビューを見ていて、書き込んでいる人達の意見が余りにも簡単に「つまらない」や「面白い」などの感想を書いていることを目にしたからでした。
どんな映画でも、その個人によって色んな意見があるでしょう。世の中の人が絶賛する映画であったとしても、ある人にとってみれば駄作であったり、すべての人がつまらないと言った作品であっても、ある人にとってみればとれも面白い作品であったり、多くの人がいるのだから、両方の意見があってしかるべきだと思っています。

私は映画が大好きです。だからこそ、面白い映画は「面白い」と、つまらない映画は「つまらない」ときちんと伝えたいと思いました。そんな思いでこのブログを始めたのでした。

なぜ、そんなことを改めて書いたのかというと、今夜の映画「ザ・スピリット」という映画をつまらない映画と言わなくてはならないからです。

アメコミの原作を「シン・シティ」「300」のフランク・ミラーが映画化と聞けば、嫌が追うにも期待は高まってしまいます。ここのところ、「スター・トレック」「ターミネーター4」と期待通りの映画を立て続けに鑑賞していたので、今夜の「ザ・スピリット」という作品がどんな作品なのか詳しく調べることもせず、映画館に足を運んでしまったのは私の失敗と言うしかないかもしれません。

物語は架空の街を舞台に、元刑事で不死身の体を持つスピリットが正義の為に戦うという、とても簡単なお話。それを「シン・シティ」などでも使われた実写とアニメの中間のような不思議な映像でスタイリッシュに作られた作品です。

やはり1番の問題は脚本ではないでしょうか。私がこの映画を選んだのは先日観た「シン・シティ」がとても面白く、劇場で見ておけば良かったと思ったからです。同じ期待を抱いてしまったのは失敗でした。
確かに映像はスタイリッシュで見応えがあるのですが、ストーリーが単調で眠気を誘われてしまいました。それに不死身の男という設定が分かりづらい、彼がなぜその能力を持ったのか?それはどこまでの能力なのか?まったく説明がありません。詳しく説明する必要はありませんが、冒頭ではナイフで刺されても死なず、終盤ではなぜか防弾チョッキを着ている。意味がわかりません。彼は不死身じゃなかったの?

点数は★★☆☆☆です。もう少し脚本が練れていれば、もっといい作品になったような。

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ターミネーター4

2009年06月07日 23時25分22秒 | 作品名(た行)
第140回「さらなる過酷な戦いへの序章となる作品でした。」

さて、今週もかなりワクワクしながら映画館へ行きました。もちろん、先行上映である「ターミネーター4」を観る為です。あのSF映画の金字塔である「ターミネーター」シリーズは、アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作でありますが、州知事となってしまった彼は今作には登場しません。(この表現は正確ではありませんが…)
彼のいないターミネーターがどのような作品になるのか、楽しみにしていました。今まで未来の事として、回想シーンでしか語られることのなかった機械との戦争が目の前に展開されようとしているのです。

時は2018年、「審判の日」から十数年が過ぎ、人間対機械の戦いは熾烈を極めていた。避けようとした自分の未来は、避ける事が出来なかったジョン・コナーは抵抗軍のリーダーとして機械軍と戦いの日々を過ごしていた。そして、彼はある人物を探していた。それは彼の父親となる運命を背負ったカイル・リースである。まだ十代である彼を戦士として育て、サラ・コナーの元へ送る為に…。

ターミネーター1から続く壮大なお話が、いよいよ今まで空想の中での話だったスカイネットとの壮絶な戦いが描かれます。今作に登場する機械軍はそれはもう想像を絶する位に見事な殺人兵器ばかりで驚かされます。
個人的な評価でいうと、1はホラー色の強い作品。これほど面白いシリーズになるとは思っていませんでした。2の脚本が見事だったのでこのシリーズは名作に昇華したと思っています。世間的にあまり評価の高くない3は、個人的にはとても好きな作品です。
あの頼りないジョンの評判が特に良くありませんが、私的には指導者としての運命から解き放たれたと思っているジョンが怠惰な生活で、1度落ちぶれてしまって、再度リーダーとして立ち上がる姿は彼がピッタリだと思っているからです。

アメリカでテレビシリーズとして放送されている「ターミネーター/サラ・コナー・クロニクルズ」では3は無かった事としてストーリーが展開されてしまっています。この4作目もそうなのかと心配していましたが、そんな事はありませんでした。ケイトはジョンの妻となってサブリーダーとして活躍していました。3が無き作品となっていなくて、ホッとしました。

この映画は1~3までのシリーズを知っていないとまったく面白くないかも知れません。もし観ていないのなら、是非とも事前に鑑賞してから映画館に行ってください。きっと面白いですから。

評価はもちろん★★★★★です。ファンであることが過大に評価をしていますが、面白い作品であることは間違いないと思います。

シリーズを通じて登場している彼も、もちろん登場します。彼は登場できないと思っていたのですが、意外な方法で登場します。彼の姿に思わずニンマリしてしまうと共に、彼の姿に驚かされます。
最近はテクノロジーが発達して、色んな事が出来るようになっているんですねぇ。あの方法なら役者さんが必要なくなってしまうのでは?と心配してしまいます。

おそらくこの先の出来事も映画となっていくことでしょう。劇中でセリフとして語られ、映像となっていないエピソードが、まだまだたくさんありますからね。
ファンとしてはスタッフ、キャストが変わったとしても(変わらないのがいいのですが。)、面白い作品を提供してくれることを心から祈っています。

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ROOKIES-卒業-

2009年06月02日 23時09分07秒 | 作品名(ら行)
第139回「思い入れの深さによって、傑作にも駄作にもなりえる作品でした。」

今日は、突然の休みを利用して、「ROOKIES-卒業-」を観てきました。
この作品とは、ちょうど私が週刊少年ジャンプの購入を止める直前に連載が始まったので、存在は知っていました。でも不良マンガには否定的な私は特に内容を確かめることもせずに、連載時にはこの作品を目にすることはありませんでした。
しかし、去年始まったドラマを観てしまった私はすっかりハマッてしまいました。

最近、よくあるドラマからの映画化作品です。ドラマでの盛り上がりをその勢いを残したまま映画にしても、やはり映画とドラマは別物だと考えています。ドラマは無料で提供されますが、映画はお金を払い、劇場まで足を運ばないといけない。ドラマが当たったから映画化という短絡的な図式が多いのですが、必ずしもヒットするとは限りません。
この作品は、どうやら成功の部類に入るようです。

物語は不良ばかりの二子玉川学園高校に赴任してきた川藤幸一は、その熱意で次第に生徒達の心を掴み、休部状態だった野球部を復活させることに成功する。高い潜在能力を秘めていた部員達は、メキメキと上達していき、快進撃を見せるが2年生の夏は予選で敗退してしまう。とここまでがテレビドラマで描かれたところ。そして、来る3年生となった彼らの最後の夏が始まる。マンガでは作者の体調の関係で省かれてしまった、最後の夏が描かれます。

ドラマが終了して、去年の10月にスペシャルが放送されたのですが、それが物凄く評判が悪かった。なぜなら思いっきり煽っておきながら、結局はドラマの総集編だったからです。この映画を観て思ったのですが、なぜそのスペシャルの時に新入部員である赤星と濱中のエピソードを描いてしまわなかったのかが、この作品を観て改めて疑問に思いました。

新入部員の2人も、いいキャラクターで彼らのエピソードを映画の冒頭で語られるのですが、物凄くあっという間に片付いてしまって、物足りなく思いました。
さらに決勝の相手となった因縁の相手、川上のいる笹崎高校にも奥深いエピソードがあるのですが、すっかり割愛されてしまっていて、とても残念でした。あの時に2人の話を描いておけば、急に加わった感はなかったと思いますし、笹崎のエピソードも盛り込めたのではと思います。もっと映画として深みが出たと。

評価は★★★★☆でした。やはり10月のスペシャルがマイナス1の要因ですね。
この作品は、ドラマを観ていないとまったく盛り上がれません。思い入れが深いとすごくいい映画になりますが、この映画だけ観るとまったく面白くないかも知れません。

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