しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

空気人形

2009年09月27日 23時41分16秒 | 作品名(か行)
第153回「彼女の可憐さに魅了される作品でした。」

さて、また2週間ぶりの更新となってしまいました。せっかくの大型連休などがあったのに、これといって観たい作品のない2週間でした。正直、今夜の作品も数日前まで上映されることすら知りませんでした。今夜の作品は「空気人形」です。

珍しく邦画を観に行くことを決めたのは、他にこれと言って観たい作品がなかったこともそうですが、この作品が海外の映画祭などで高評価を得ていることが理由でした。

物語はある男の持ち物である空気人形=俗に言う「ダッチワイフ」がある日、「心」を持ってしまったことから、人間社会での恋愛を知り、苦しみを知っていく。彼女の周りには人間なのに、心に隙間を抱えている人々。彼女達の人間模様を独特の雰囲気で優しく綴っていきます。

主人公の空気人形を演じている韓国女優のペ・ドゥナさんはとても魅力的な女優さんでした。今回の難しい役を見事に演じていました。おそらく彼女でなければ、これほどの評価は得られなかったでしょう。映画を観ていて彼女の表情や喋り方など、人形が心を持つとこんな風になるのかな?と思ってしまうくらい、素敵な女優さんでした。

作品の性質上、ヌードを披露することになるのですが、日本の女優さんではその事ばかりが話題になり、映画のストーリーなんかはどうでも良くなってしまうところを、彼女の演技力でそんなことはどうでも良くなってしまうくらいに魅せられました。

作品の点数は★★★★☆です。こういう奇抜というか、奇異な設定の作品はどのように着地(結末)させるのかによって、傑作にも駄作にもなり得ます。この作品は傑作とまでは行きませんが、合格点ではないかと思います。
ただ、あまりにも悲しい結末なのでマイナス1としました。個人的にはあれほど悲しい終わり方にしなくても、いい作品になったのでは?と思っています。

登場する多くの人達が、みんな心のどこかに寂しさを抱えています。その表現が人によっては嫌悪感を抱く人がいるかもしれません。しかし、あの登場人物達は現代社会の縮図を表しているのでしょう。その彼らが今後どのようになっていくのかが描かれていなかったのが残念でした。

おそらく彼らの日常は大きく変わることはなく続いていくのでしょう。

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ウルヴァリン:X-MEN ORIGINS

2009年09月13日 22時23分45秒 | 作品名(あ行)
第152回「彼の爪の行く先には、何が待っているのでしょう。」

さて今夜のブログは、もう待ちに待っていたあの作品です。「ウルヴァリン:X-MEN ORIGINS」です。邦題では「X-MEN ZERO」とされていますが、このブログでは原題のままとさせてください。
確かにこの作品はウルヴァリンのエピソード0を描いた作品ですが、このシリーズはこれから何作も作られるであろう、X-MENシリーズのスピンオフの第1作目です。おそらく映画会社は、日本映画で流行っているから「○○ZERO」としたのでしょうが、ファンとしては迷惑です。

私がアメコミファンとなるきっかけとなった作品がやっと公開です。前作でX-MENシリーズは一応の終結をみましたが、まだまだ終わりませんよぉ。
この作品は前シリーズでも主役だった、ウルヴァリンの過去が描かれます。前シリーズの2作目でも彼の誕生の秘密には触れられましたが、結局きちんと描かれずに終わりました。
今作では、子供時代から始まり、彼がどのように「ウルヴァリン」となっていったのかが見事に描かれていきます。

物語は彼の幼少時代から始まり、兄と2人で南北戦争、第二次世界大戦、ベトナム戦争など多くの戦場を不死身の肉体を武器に駆け抜けて行きます。その肉体に目をつけたのは、2作目でも登場したストライカーでした。彼はミュータント達を集めて特殊部隊を組織し、政府の仕事をしていました。しかし、裏側ではある計画を進めていました。

もちろんこの作品の後に起こる物語がすでに映画化されているので、結末はわかっているのですが、今まで空白だったところへ見事にパズルのピースが埋まっていく様子はすごく気持ちが良かった。さらに私の好きなサイクロップス=スコット・サマーズも登場。チョイ役だったけど彼の登場は嬉しかった。そして、出るとは思っていなかった「彼」までも登場してくれます。スコットとの出会いはここからだったのか!と劇場で1人でニヤリとしてしまいました。

新たに登場したミュータント達も魅力的なキャラばかりで、観ていてワクワクしてしまいました。残念だったのは「ガンビット」が思ったより活躍の場が少なかったのが・・・

点数は★★★★★です。完全にファンとしての欲目が入っています。前シリーズを知らない人にはまったく楽しめない作品です。前シリーズを観てハマった人は絶対にお見逃しなく。
そしてこれから続いていくであろう「ORIGINS」がますます楽しみになりました。

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サブウェイ123/激突

2009年09月06日 00時39分09秒 | 作品名(さ行)
第151回「息詰まる攻防戦の中で・・・」

私が特に好きな黒人男性俳優さんが3人います。サミュエル・L・ジャクソン、モーガン・フリーマン、そして今夜の映画の主演デンゼル・ワシントンです。
今夜は「サブウェイ123/激突」を観てきました。この作品は半年ほど前にアメリカのヤフーの映画ページで予告編を見た時から、絶対に観たい作品として私の心に残っていました。やっと日本でも公開されたので早速行ってきました。

物語はニューヨーク地下鉄司令室、その日はいつもと変わらない日のはずだった。午後2時、突然停止した「ペラム123号」。指令室のガーバーは不審に思い連絡すると、車輌を乗っ取ったと告げる犯人がいた。車輌の1両を残し、他の車輌を切り離し、19人を人質に1000万ドルを要求してきた。タイムリミットは1時間。果たして人質の運命は?

こういうクライムサスペンス物は大好きです。特に個人に的を絞った作品は、演じる俳優さんによるところが多きいですが、かなり面白い作品が多いのも事実。この作品も地下鉄司令室で犯人に対する主人公にデンゼル・ワシントン。地下鉄を乗っ取る犯人グループのリーダーにはジョン・トラボルタ。制限時間の限られた中で息詰まる攻防戦を見せてくれます。
さすがにどちらも名優ですから、2人の対決は見応えのあるものに仕上がっています。トニー・スコット監督による見事なカメラワーク。短い時間に起こった出来事をスピーディーにテンポ良く見せてくれます。

点数は満点を付けたかったのですが、★★★★☆です。ちょっと残念だったのは、犯人グループがジョン・トラボルタ以外の人があまりにも目立たなかった事。裏で動いていた犯人グループの行動がイマイチ盛り上がりに欠けた事。(やりたかった事はわかりましたが、あまりにアッサリし過ぎているような。)

それでも久しぶりにスッキリとまとまった作品だと思います。今週は何観ようと迷った場合は、まずは観てみてください。

今作のようなオススメクライムサスペンスは、サミュエル・L・ジャクソン主演の「交渉人」です。こちらも面白いですよ。

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