しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

【舞台】12人の優しい日本人

2006年01月29日 22時07分04秒 | 作品名(さ行)
「やっぱり、生で観たかった…」

今夜は、映画ではなく、DVDでもなく、舞台の話でもありません。正確には舞台を観たのですが、「生」ではなかったので。今夜はWOWOWで放送された、「12人の優しい日本人」を観ての感想を書かせてもらいます。

以前にこのブログで、この作品のチケット争奪戦に敗れた話はしましたよね。大好きな三谷幸喜の名作「12人の優しい日本人」との出会いは、かなり遅かったのです。夜中にやっていた映画版を何気なく観たのがきっかけでした。その時はまだ三谷幸喜の名前すら知らずに「面白い映画だなぁ」と思ったのが最初でした。
後に三谷幸喜の名前を知り、この作品の脚本が三谷幸喜だと知り、さらに舞台の脚本だと知ってからずっと「舞台が観てみたい」って思っていたのです。残念ながら今回の再演のチケットを入手することは出来ませんでした。WOWOWで生中継をやるのを知ってからは、待ち遠しかったのです。

舞台前の三谷さんの言葉にもあるように、やはり舞台は生で観るべきだと思います。あの独特の雰囲気は、やはり生でないと伝わらないから…しかし、このチケットはプラチナを通り越し、簡単には入手できなくなっていました。三谷さんは言います、「やはり舞台は生で観るものです。」私は言います、「そりゃあ、生で観たかったですよ。でも、チケット取れないんですもの。」

この作品も三谷さんお得意の「しゃべくり劇」です。(勝手に名前つけました。)2時間に渡って、12人の陪審員が、ある事件についての「無罪・有罪」について話し合いが行われます。事件そのものは、すべて丸く納まったとは言えないと思います。裁判の様子と証言で事件を解決する事になった陪審員には、あの結論が限界でしょう。しかし、あの結論に達するまでのやり取りが、あまりにも見事なのです。最後の数十分のたたみ掛けは、観ているこちらまで、ワクワクしてしまいます。
「竜馬の妻とその夫と愛人」や「THE有頂天ホテル」の時にも書きましたが、グチャグチャにした舞台の上を、見事に片付ける様は何度観ても気持ちがいいものです。

お話が終わった後の、カーテンコールにはテレビの前にもかかわらず、拍手を送ってしまいました。観客達のスタンディングオベーションの中に自分もいたかったと、心の底から思いました。点数は★★★★★です。

いつか必ず生でこの舞台を観るぞ~と心に誓うのでした。

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レジェンド・オブ・ゾロ

2006年01月22日 02時32分31秒 | 作品名(ら行)
第35回「まさに痛快活劇でした。」

今日は正直、映画に行こうとする気持ちがなかったんです。(いたって個人的な理由なのですが)しかし、このブログの事もあるしなぁ・・・なんてブログのせいにしていますが、今日はなんだか、スッキリできるような映画にしようと思ったんです。難しいことなんて考えなくても観られる映画にしようと・・・

今夜は「レジェンド・オブ・ゾロ」を観て来ました。8年前の前作「マスク・オブ・ゾロ」の続編として作られた今作は、エレナと結婚し、ホアキンという子供ができ、夫であり父親となったゾロの様子が描かれています。前作では、アンソニー・ホプキンス演じる「先代ゾロ」から受け継いだばかりの血気盛んな「新生ゾロ」だったのですが、この作品では、家族がありながら、人々からの助けに応じて、家族を投げ打って出撃していく「父親ゾロ」の様子がアクションをたっぷり盛り込んで作られていました。

脚本もよく出来ていて、テンポもよく飽きさせない作りになっていました。ゾロの息子「ホアキン」の活躍が微笑ましくて、この後の3作目「ヤング・オブ・ゾロ」(勝手に命名しました)を想像させる、見事な痛快活劇に仕上がっていました。

心が疲れていたのですが、気持ちよく鑑賞することができました。こんな日には、今日のようなアクション映画を観るに限りますねぇ。泣ける作品で思いっきり泣くのもいいのですけどね。
点数は、★★★★★です。アクション映画としては、文句なく満点でした。

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アントニオ・バンデラス,ルーファス・シーウェル,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


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THE 有頂天ホテル

2006年01月15日 01時44分37秒 | 作品名(あ行)
第34回「今年最初の映画が、この映画で良かった」

ずいぶんブログをサボってしまいました。映画館へ足を運ぶ楽しさを忘れてしまいそうでした。でも今夜の映画でその楽しさを思い出しました。そう!いい映画を観終わった後は、今夜みたいな気分になるもんなんです。

今日は「THE 有頂天ホテル」を観て来ました。最近、このブログで三谷幸喜の話題に触れる事が増えているような・・・。その時にも話したのですが、個人的には三谷幸喜の脚本は「舞台向き」なんだと思ってるんです。ある場面、ある時刻、ある人たちに降りかかる不可思議な出来事。さらにそれを取り繕う為につく「嘘」によって、さらに状況は悪化していく・・・以前に「フォーガットン」の時にも例えた事があるのですが、ストーリーを料理のように表現したのを覚えていますか?
三谷幸喜の作品は、テーブルの上に並べられた料理が、多くの登場人物によってそれはもうグチャグチャになるんです。その状況は、おかしくておかしくて・・・でもそのグチャグチャの状況を最後の数十分で見事なくらいに綺麗に片付けてしまうのです。テーブルの上に残る料理も食器もすべてを見事に。

それは、舞台だから可能な作業なのだと思っていました。この映画を観るまでは・・・
この映画にも多くの登場人物が出てきます。洋画だったら顔と名前が一致する前に作品が終わってしまうくらいに・・・舞台の脚本だったら、その中の数人を主人公にお話を進めていくであろう状況が、いくつもいくつも。その用意されたテーブルはお腹がいっぱいになるくらい料理(俳優)が登場し、幾重にも絡み合い、その全てが綺麗に片付けられていくのです。

たぶん、どんな世代や、性別の人が見ても、登場人物の中の誰かに自分を重ねて、映画の最後には笑顔になれる。そんな作品でした。点数は★★★★★です。

本当に今年最初の作品が、この「THE有頂天ホテル」で良かった。そんな風に思える作品でした。

THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション [DVD]
役所広司,松たか子,佐藤浩市,香取慎吾,篠原涼子
東宝


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