しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

エンダーのゲーム

2014年01月19日 22時27分30秒 | 作品名(あ行)
第333回「襲いかかる睡魔との壮絶な戦いの末に見えたものとは?」
先週の3連休は久しぶりに思いっきり風邪をひいてしまい映画を観にはいけませんでした。でも、それほど観たい作品も無かったのでいいのですが・・・ですっかり元気になった今週は以前から気になっていた作品「エンダーのゲーム」の公開でした。数か月前にアメリカのヤフーで観た予告編ですっかり魅了されてしまい、楽しみにしていた作品でしたのでワクワクしながら劇場に足を運びました。SF映画というだけで私のテンションはMAXでした(笑)。

舞台は五十年後の地球。五十年前に突如として現れた昆虫型生命体「フォーミック」。彼らは地球への侵略を開始した。壮絶な戦いの末に何とか勝利した人類だったが多くの犠牲が払われた。それから地球では国際艦隊が組織され、来る第二次侵攻に向けて準備が進められていた。世界中から優れた少年兵士たちが防衛軍ベースキャンプのバトルスクールへと集められ、宇宙で戦う技術と知識をたたき込まれていた。そんな中、戦いを終わらせる特殊な能力を秘めているとして少年エンダーもベースキャンプに送られる。生命を持つ者同士が戦争で殺し合うことに強い疑問を抱きながらも戦士としての才能を発揮し、エンダーは艦隊を任されるまでに成長していった。そして、最後の戦いは目の前に迫っていた。

物語の破綻は映画が始まってすぐに訪れる。私は映画の冒頭で違和感を覚える。何度もこのブログでも書いているが、SF映画というのは観客をその作品独特の世界観へと引き込むことが一番難しい作業である。それがうまくいくかどうかが作品の成功へ直結してくるのだ。この「エンダーのゲーム」という作品は五十年前に侵略してきたエイリアンとの壮絶な戦いを描いた作品のはずなのですが、その侵攻が起こったのはなんと五十年前の一度だけ、それからの時間は二度目の侵攻に備えた準備だったというのだ。なんて根気のあることだ。その五十年の間に国際艦隊に所属した隊員達は一体何のために厳しい訓練を受けて、そして退役していったのだろう?と映画の冒頭で疑問を持ってしまった。

違和感はさらに続く。タイトルにもあるように主人公であるエンダーが所属するスクールで行われるゲーム=戦闘シミュレーションを中心に物語は展開していくのだが。観ている私はいつになったら敵は登場するのか?緊迫した戦闘はいつ、どこで行われているのか?と思い始める。結果として最後までそういう戦闘は行われないまま映画は終了してしまうのですが、死と隣り合わせの戦闘が行われているのだという緊迫感のようなものが皆無な作品でした。あまりにもその戦いはアッサリとまさに「ゲーム」のように行われてしまうのです。観ている方としては、やり直しのできる戦闘をどれだけ見せられても、この後に待っているはずの戦闘を期待してしまって、あくまで物語のプロットとしてしか観ることが出来ませんでした。

点数としては★★☆☆☆です。ハリソン・フォード、ベン・キングスレーという名優を配しながらも、脚本があれでは作品としての評価が高いものになるとは思えません。アメリカではヒットした原作を映画化したと聞いていたので、かなり期待してのですが、襲いかかる睡魔との戦いのほうが壮絶でした。もしかしたら、原作が長い物語で映画向けにした脚本が失敗したのかも知れませんね。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-01-20 23:15:20
評価2ですか!
こちらはビール飲みまくったよ(笑)
また更新したら宜しく(^-^)/
Unknown (Unknown)
2014-01-20 23:18:12
記念すべき333回おめでとう!
まだまだ最低でも555回目指してね♪
しかしマメに観てるね(*^¬^*)
過去の観るとレンタルするのの参考に成ります(#^.^#)

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