しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

地球が静止する日

2008年12月20日 20時16分05秒 | 作品名(た行)
第118回「どんな結末を迎えれば、僕は納得したのでしょうか?」(ネタバレ含む)

というわけで、今夜の映画を観た感想をタイトルにしてみました。決して駄作だったわけではないのです。だってもし駄作だったとしたら、眠ってしまっていたでしょうから。
2時間の上映時間が長く感じたわけではなかったし、観たことを後悔するほど酷い内容でもありませんでした。今夜の映画は「地球が静止する日」です。

物語は突然に始まります。ニューヨークのセントラルパークに突如現れた謎の球体、その中から現れたクラトゥを名乗る人間そっくりの人物と、彼を守る巨大ロボ。彼は地球を救いに来たと語る。1つの種(人間)によって地球を破壊させるわけにはいかないと言って、地球上から人間を排除する為に行動します。本当に人類は滅びてしまうのか?

数ヶ月前から上手に作られた予告編で期待感を高められたので、異例の公開日が金曜日にも関わらず、ワクワクしながら映画館に足を運びました。金曜日の夜なのに大勢の観客がいたのは、同じように期待した人が多くいたという証拠でしょう。

お話はキアヌ・リーブス演じるクラトゥが、人類を滅亡させるキーマンなのですが、ジェニファー・コネリーと、ジェイデン・スミスの血の繋がらない親子と触れ合ううちに、人類の良さを理解し、もう1度人類にチャンスを与えるのですが、それまでの過程がちょっと薄っぺらく感じてしまったのです。
父親を一年前に失って、突然2人きりになってしまった為にお互いを信じきれずにいる、それが今回の事件の中で本当の親子になる為の絆を深めていく。それを間近で見た彼が人類を救おうと思う。プロットとしては申し分ないのですが、その様子がうまく描かれていませんでした。

そして、最後はあっさりと危機を回避、その後がどうなったのかも描かれていない。特に意外性もないエンディングにガッカリしながらも、タイトルのように「どんなエンディングだったら、自分は満足だったのだろう?」と考えていました。
結論は出ていません。しかし、主人公である親子の描き方をもっと深く、なぜ彼が今の地球へやってきたのか?そして、彼らは何者なのかを描いていたら、印象は変わったのでは?と思っています。

点数は★★★☆☆です。簡単に「駄作」という言葉では表現できませんが、もう少し脚本を練っていたらと思います。
個人的には旧作へのリスペクトだと思いますが、昔のままのデザインの巨大ロボがいい味を出していたと思います。

地球が静止する日 [Blu-ray]
キアヌ・リーブス,ジェニファー・コネリー,ジェイデン・スミス,キャシー・ベイツ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


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252 生存者あり

2008年12月14日 20時07分27秒 | 作品名(な行)
第117回「多くの悲しみの中にあった1つの救い」

ディザスタームービーというジャンルはご存知ですか?古くは「タワーリング・インフェルノ」「ポセイドン・アドベンチャー」、最近では「デイ・アフター・トゥモロー」「デイライト」などがあります。このジャンルが個人的には大好きです。多くの登場人物が登場し、極限状態の中で、生と死に向かい合っていく物語は、見応えのある人間ドラマです。

そして、今夜は珍しく邦画ですが「252 生存者あり」を観てきました。地震によって割れた地下海溝からメタンハイドレードが吹出し、その影響で海水温が急上昇、巨大な勢力を持った台風が東京を襲う。地下鉄構内に閉じ込められた人々は助かることができるのか?というのが簡単なストーリーです。

正直、事前のヤフーの映画ページでの点数を見ていると、おそらくこのブログでも酷評を書くことになるのかなぁ?なんて想像しながらの鑑賞でした。日本映画の多くは「感動の押し売り」が多くて、観た後に後悔することが多いので、あまり観ないのですが、この作品は好きなディザスタームービーだったので、低評価となったとしても観ておこうと思ったのでした。

で、観終わった現在の評価ですが、★★★★☆と意外にも結構いい評価となりました。最初の雹と高潮による被害が、あまりにも唐突だったり、台風が近づいてくる緊迫感がなかったりと悪いところを探せば、いくつもあるのですが、事前の期待薄だったせいかもしれませんが、評判ほど悪い作品ではなかったような気がします。
ディザスタームービーと呼ぶには、登場人物(閉じ込められる人)が少なすぎたり、全体的な被害の様子が伝わってこないので、ちょっと物足りないのですが、それでも見応えのある作品でした。

1つ苦言を呈すると、主人公の周りだけで起こった出来事ではなく、多くの死者がでた災害であることを忘れてはいけないのです。多くの悲しみの中で、数少ない奇跡のお話であることを…災害は決して奇麗事ではないのですから。

原作・脚本に「海猿」の小森陽一氏が担当していたのは正解だったと思います。しかし、どう見ても、主演の伊藤英明が「仙崎大輔」に見えてしまうのはしかたのないことでしょうか?

このあとに映画化される「海猿3」が楽しみです。

252 生存者あり [Blu-ray]
伊藤英明,内野聖陽,山田孝之,香椎由宇,木村祐一
VAP,INC(VAP)(D)


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WALL・E/ウォーリー

2008年12月07日 22時51分41秒 | 作品名(あ行)
第116回「心が暖かくなる物語には間違いありません。」

このブログで何度も言っているように、私はピクサー作品が好きです。ディズニーやCGアニメが好きなのではなく、ピクサーの作品が好きなのです。作品に登場するキャラクターの造形やストーリーなどが、同じようなCGアニメ作品が多く作られる中でも、特に私の心を捉えて離さないのです。
今夜の作品は「WALL・E/ウォーリー」です。ずいぶん前から予告編が映画館やテレビで放映されて、期待感は最高潮になっていました。

物語は人間がいなくなって数百年経った地球、ゴミ処理ロボットであるウォーリーはたった1人(1台)で、黙々とゴミ処理を続けていました。そこへ見た事もない別のロボット「イヴ」が現れて、ずっと一人ぼっちで寂しかったウォーリーは、イヴと仲良くなろうとしますが、イヴにはある目的がありました。その目的を見つけた時に、ウォーリーの大冒険が始まるのです。というのが、だいたいのストーリーです。

個人的にはピクサー作品なので、無条件で星5つをつけるのかなぁ?なんて考えていました。映画を観終わった感想は、ちょっと物足りなかったな…って思っています。登場するロボット達が、普通に感情を持ってしまっている点や、人間達がなぜ地球を捨てる必要があったのかなど、もう少し深く描いてほしい点がいつくかありました。

もちろん、感情を持ったロボット達はすごく微笑ましくて、手をつなぎたいと願うウォーリーの気持ちなどは共感できるのですが、そうなった理由みたいなのが、うまく描かれていなくて、ちょっと物足りなさを感じたのです。

それでも、もちろん最後まで楽しく観ることができたし、心が暖かくなる作品には違いありません。点数は★★★★☆です。
手をつなぎたい人と一緒に劇場に行くことをお勧めします。

ウォーリー [Blu-ray]
ディズニー
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社


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