しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ベクシル 2077 日本鎖国

2007年08月20日 22時09分29秒 | 作品名(は行)
第77回「映像がどんなに素晴らしくとも・・・」

映画に高い評価を付ける基準って何でしょう?
私的な事ですが、それはズバリ「脚本」です。どんなにいい俳優さんが出ていようと、どんなに制作費にお金をかけようと、どんなにすごいCGを駆使していようとも、ストーリーがつまらなければ、その映画は評価は低いものになってしまいます。
と、前置きが済んだところで、今夜の映画は「ベクシル 2077 日本鎖国」を鑑賞してきました。私がこの作品で言いたい事は、もうおわかりですね?

今週は特に観たい作品があったわけではなかったのですが、習慣というかノリというか、「週末には映画を・・・」という勝手な自分のこだわりで、映画館へ行くことにしました。じゃあ、何を観ようかと考えて、ちょうど公開日だったこの作品にしました。最近の日本のCGを使った作品は、あまりいい作品がないですねぇ。
「ファイナル・ファンタジー」を筆頭に最近は色々作られてまいすけど、「どうしてこんなに難しくしちゃうの?」と首をかしげてしまう作品ばかりです。
この「ベクシル」も映像は確かにすばらしい、しかし設定やらストーリーがわかりずらいし、テーマが重たい。どうして主人公が人類の未来を抱えなくちゃいけないのでしょうか?
そんなに重たく難しい内容にしなくても、作品は面白くできるのではないでしょうか。

鎖国中の日本に入ってからの、主人公達の行動の意味のなさ、さらに暴かれた真相はあまりにも希薄。設定は大きく「日本鎖国」なんてしたのにやっていることは、すごく小さいことで、襲ってくる眠気を払うので精一杯でした。

点数は★★☆☆☆でした。もっとピクサーを見習ってほしいです。素晴らしい人材はいるのですから。

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曽利文彦,半田はるか
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トランスフォーマー

2007年08月12日 20時29分31秒 | 作品名(た行)
第76回「どうして、巨大ロボって男の子心をくすぐるのでしょう?」

観てきましたよぉ。やっと「トランスフォーマー」を。1週間ずっと待ち続けて、念願の鑑賞でした。映画の冒頭のヘリの登場シーンからワクワクしていました。
映画を鑑賞している気分は、かつてテレビアニメを観ていた小学生時代に戻ったような気分でした。

もう、評価から言ってしまいましょう。★★★★★です。オートボット達と主人公との関わりかたも良かったし、それぞれのキャラクターも生き生き描かれていたし、ストーリーもかなり良かったです。本当はもう少し子供向けなストーリーなのかと思っていたのですが、大人でもしっかり楽しめる内容になっていました。

そんな作品でも、すこし残念な部分がありました。それはキャラクター達の名前が馴染みのない名前で呼ばれていたこと、コンボイの名前で呼ばれていたキャラはオプティマス・プライムと呼ばれていたこと。これはたぶん、アメリカ版での名前なのかな?
個人的には彼にはコンボイの名前がしっくり来るんですけどね。

それとキャラクターの全身のフォルムがゴチャゴチャしていて、素早い動きになると、どこがどのように動いているのかが、わかりずらいところですね。変形シーンなんかも、「どんな変形したら、そんな形になるんじゃ!」と突っ込みたくなるくらい複雑な変形でした。もう少しシンプルなフォルムでも良かったんじゃないかな?

とにかく、大満足な作品でした。既に続編も決定してるみたいだし、エンディングではしっかり続編を予感させるような演出もあったし、まだまだこれからトランスフォームして欲しいものはいっぱいあるし、久しぶりに男の子に戻ったみたく楽しめた作品でした。

日本語吹替え版では、コンボイの声優さんが吹替えしてるそうなので、そちらも観たくなりました。

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オーシャンズ13

2007年08月05日 22時23分26秒 | 作品名(あ行)
第75回「やっぱり、彼等にはベガスがよく似合う」

皆さんはこんな経験ありますか?食事に行こうと場所もメニューも決めて、「今日はアレを食べるぞぉ~。」と気持ちも口の中もその事で頭がいっぱい。ところが、いざ目指す場所で注文しようとすると、そのメニューはご用意できませんと言われてしまう・・・仕方なく他のものを注文する。なんて経験ありませんか?
いったいなんの話をしてるのかとお思いでしょう。もちろん映画の話です。(笑)
今夜の映画はそんな感じで鑑賞した作品になってしまいました。

今夜はずいぶん前から、「トランスフォーマー」を観ようと心に決めていました。ところが、いざ映画館のチケットカウンターで購入しようとすると、なんと1番前の席しか空いていません。との答えが返ってきたのです。正直、1番前の席でスクリーンを見上げながらの鑑賞は嫌でした。そこで急遽、作品を変更しました。
先行上映の「オーシャンズ13」です。冒頭の食事のようなことが映画で起こったという話でした。

もちろん、オーシャンズ13も来週には観る予定でした。順序が変わっただけなので、特に問題はないのですが、すっかり気持ちはトランスフォーマーになっていたので、切り替えることができるか心配でした。しかも、前作の「オーシャンズ12」がちょっと期待外れだったこともあり、心にモヤモヤが残った状態での鑑賞でした。

しかし、そんな気持ちは映画を観ているうちにすっかり無くなってしまいました。前作ではアウェイのヨーロッパを舞台としたオーシャンズでしたが、ホームのラスベガスへ戻ってきた彼らは、みんな生き生きしていて、心地の良い時間を過ごさせてくれました。
相変わらずな事なのですが、登場人物が多いので(オーシャンズ以外の協力者も含め)、顔を覚えるのが大変です。

点数は限りなく満点に近い、★★★★☆です。マイナスだったところは、残念ながらジョークの所が、アメリカ人でないとわかりにくいところや、前作からのお約束や登場人物など、オーシャンズ12を観ていないとわからない部分などが多かったところでしょうか。私的にはそこが楽しめた要因でもあるのですが…。
あとは女性陣がセリフの中でしか登場しないのは残念でしたね。
それでも、ラスベガスを舞台に大暴れするオーシャンズたちは見ている側も楽しくなる作品でした。
是非とも、これから観る人は「オーシャンズ12」を観てから行ってください。

来週は絶対「トランスフォーマー」を観るぞ!

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