しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ハプニング

2008年07月27日 22時02分08秒 | 作品名(は行)
第98回「今回は判断に苦しんでいます。」

今夜はこのブログを読んでくれている人なら、想像できたと思います。そう、M・ナイト・シャマラン監督の「ハプニング」です。
正直、このブログを書いている時点で、かなり悩んでいます。今までの彼の作品は、世間的には「シックスセンス」以外は評価の低いものでした。しかし、個人的にはどの作品も面白く、その面白さがわかってもらえないことに嘆いていました。

しかし、この「ハプニング」という作品については、評価に苦しんでいます。
映画を観終わった感想は、ホラー・スリラーという意味では、よく出来た作品だと思います。目に見えない脅威に怯える人々、感染した人々による自らによる死には鳥肌が立ち、何が起こるのか最後までドキドキ、ハラハラしていたのは確かなのです。
ただ、彼らしくない作品だったのかなぁ?と思っています。いつもなら裏にあるテーマはわかりにくいのですが、今回は環境破壊への警鐘とわかりやすかった。でもその伝え方がいつもの彼らしくなかった。
さらに彼らしくなかったのは、自分が登場していないこと。今までは必ず自分もどこかに出演して、それを探すのも楽しみの1つだったのですが。(もしかして俺が気がつかなかっただけかな?)

この作品をわかりやすく表現するなら、ヒッチコックの「鳥」と同じではと思います。世界の変調は、身近なところから突然始まり、終わりも突然やってくる。そのことが起こった原因も結果も特に説明はない。ヒッチコックを敬愛する彼らしい作品とも言えると思います。

さらに、残念だったのは、人々の死は全て自ら選んだ死であったはずなのに、物語の中盤で始めて他殺による犠牲者が出てしまうこと、しかもそれはまだ幼い子供達であったこと。映画の中では子供への死や虐待などは直接的な表現はしないことが通例なのに、なぜあそこで?と首を傾げてしまいました。恐らくああいうことは、どこかで起こっていたであろうことは想像できたが、あんなに直接的に描かなくても観客はわかっていたと思います。

評価は★★★☆☆ですね。彼の作品の中では最低の評価ですが、スリラーとしては及第点ということで、この点数になりました。

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スピード・レーサー

2008年07月07日 00時46分34秒 | 作品名(さ行)
第97回「かつて少年だった、男性達に送ります。」

今夜は、日本製のアニメ「マッハGoGoGo」を実写映画化した「スピード・レーサー」を観てきました。
かつて小学生だった頃に、再放送を見て強烈な印象はあるものの、正直きちんと観た記憶がありませんでした。主要キャラとかだいたいの流れはわかっているものの、海を渡ったアメリカでウォシャウスキー兄弟の手によって「スピードレーサー」となった作品を新鮮な気持ちで観てきました。

人物以外は、ほぼCGで作られ、原色を多用したアメコミのような演出に、見づらい場面もありましたが、最初の作品で観客に世界観やキャラ設定を説明する必要がある中で、嫌味のない演出で見事にストーリーを進めてみせる辺りは、さすがと言うしかないですね。
それでいて原作のテイストを残しつつ、きちんと描いている。ストーリーに意外性とかはありませんが、それでも十分楽しめる作品でした。

なぜ、男の子はレースとかを観るとワクワクしてしまうのでしょうか?点数は★★★★☆です。もっと悪役に個性的で、武器とかも悪役らしい装備とかがあったら、もっと楽しめたように思います。

おそらく続編って話が出るのでしょうが、安易に作って欲しくないですね。レースシーンは同じようになってしまうでしょうから、面白い脚本が出来てからにして欲しいと思いました。
それにしても、あれだけ見事に日本製の作品をハリウッドで映画化してくれると、同じ日本人として誇らしいですよね。エンディングに流れる日本語の主題歌に、鳥肌が立ちました。

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