ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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サヨナラ少年時代

2007年03月25日 | ルネの日本語の歌
 前回の記事で、全曲オリジナル日本語アルバムの「君のすべてがほしい/ルネ」から、「君のすべてがほしい」を紹介いたしました。同曲のシングル・カット盤のB面「サヨナラ少年時代」も同アルバムの収録曲です。

 「サヨナラ少年時代」は恋愛の曲ですが、このアルバムを購入した当時、すでに14才になっていたルネの変声期が頭をよぎり、曲名を見てドキリとしたものです。

 つらい別れのシーンから始まる歌詞。曲も最初は少し重い感じですが、後半は悲しみを振り切って大人になっていく少年の、未来を見つめる明るい眼差しを感じさせる、爽やかな曲に変わっていきます。
 作詞は「君のすべてがほしい」と同じく、詩人の岩谷時子さん。この当時、詩を書くのに凝っていた私は、「花の詩集」の中の彼女の詩がとても気に入っていたので、この2曲が彼女の作詞によるものと知って感激したのでした。そして、今この歌詞を改めて読んでみて思ったのですが、女性が作った詩というのを強く感じました。女性のロマンチシズムというか、少女時代特有のセンチメンタルへの憧れというか、男性の歌詞による他の曲とは違う、独特な甘さを感じます。女性じゃないと表現できない感性。だから私は、この詩に惹かれたのかも知れません。でも今読むと、ちょっぴりくすぐったい感じがするのは、私だけでしょうか。


 同曲も”musicographiesimard”に新しくアップされ、お聴きいただくことができますので、是非楽しんでいただきたいと思います。
http://www.bebo.com/MusicAlbum.jsp?MusicAlbumId=2636625890&MemberId=2591195085


     ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

         サヨナラ少年時代

   岩谷時子/作詞 村井邦彦/作曲 馬飼野康二/編曲

熱い涙がこぼれ落ちて
君の花束 濡らしてしまう
きっと笑って 別れようと
指をからめて 誓ったのに
汽車は愛の 窓とざして
今は声さえ とどかない
※二人の大事な幸せが
 遠くへ遠くへ 消えてゆく
 白い花びらを風に撒きながら
 あゝ少年時代よ サヨナラ

光るうぶ毛の可愛い頬よ
忘れないでね 一度のキスを
あまい悲しみ 胸に抱いて
旅は今日から始まるのさ
汽車の窓を叩きながら
黒い瞳も 泣いていた
 ※くりかえし
 二人でつないだ恋の糸
 継いでも継いでも切れてゆく
 二度と返らない夢を捨てながら
 あゝ少年時代よ サヨナラ




♪最新情報ルネ・パパの本♪
 ルネ・ファンの方のサイトで紹介されていました。これは”1”なので、”2”以降もアップされるのかしら? 3月7日発売の本の内容を公開したら、著作権法違反では?!・・・・なんて考えない!でも、また辞書首っ引きで訳さねば★
http://groups.msn.com/InconditionnelsdesSimard/extraitaudeladusilence1.msnw
コメント
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