柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

水漏れ、鍵開け、緊急時のネット検索は要注意

2023年10月25日 | 終活セミナー

緊急時のトラブルは焦ります。

トイレの故障や水漏れは直ぐに直したいですよね。

鍵のトラブルも一大事です。

私でもスマホで検索し提示された価格を信じて依頼すると思いますが、実際は様々な理由をつけて高額請求をされる手口が多く要注意です。

国民生活センターではこの手の「レスキュウーサービス」の相談件数が22年度で4775件、被害金額は計3億7500万円とか。

相談内容はトイレ修理、鍵開け・修理・交換、水漏れ、ロードサービスの順に多いそうです。

緊急時のことなので高額に請求されても支払うしかない、と諦めがちですがトラブルを防ぐ方法があります。

業者に依頼するときに「見積」をしてもらうことが重要だそうです。

業者が修理を提案して出した見積を見てその場で契約しても、特定商取引法の「訪問販売」になるそうで、作業後や支払い後でも一定期間内(契約書受け取から8日以内)なら「クーリングオフ」ができます。

もし電話での話なら録音しておくのも手だそうです。

見積を聞いてから契約するかを判断しましょう。

修理後に支給された金額が見積と違う時はその場での支払いはせずに「相談したうえで適正な金額を後日支払う」と伝えること。

支払った後に疑問を感じたら消費者センターや消費者ホットライン「188」に相談する事。

 

周囲でもよく聞く話なので、私も終活セミナーでお伝えしようと思いました。