柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

賞味期限が切れたら処分はどうかしら?

2020年08月26日 | 終活セミナー
外出が遠のいて家の片付けをする人が増えています。
買い物も気軽にできなくなり、家にストックしてある食品を利用する機会も増えました。

この機会に食品庫の中の整理をしてみませんか。
亡くなった叔母の家には、同じ食品が冷蔵庫や戸棚からいくつも出てきました。
多分、あるのを忘れて買い足してしまうのでしょうね。

ところで、食品を整理するとき
賞味期限を目安にしていませんか?
賞味期限が切れていると捨てる人をよく見かけます。

賞味期限とは
「品質が落ちずにおいしく食べることができる期限」のことです

消費期限とは
「それを過ぎたら食べない方がよい年月日」を言います。

賞味期限を過ぎたからと言って
即、捨てるのは間違っていませんか?


また、賞味期限がない食品もあります。
アイスクリーム
昆布
ガム
梅干し
砂糖

はちみつ


ウイスキー
泡盛
日本酒

以上の品には賞味期限はありません
とはいえ、
保存状態が悪ければ
長期の保存が効かないものもあるので注意が必要です。

例えば梅干し。
今は極端に塩分が少ないものが多くなりましたから
昔の梅干しとは扱いが違っています。

反対に、使いきれずに残しておいて
中身が劣化している食品もあるはずです。
粉類に虫がはいいてしまったとか・・・

そこを踏まえて
食品の整理をしてみましょう。

使えるものは、この際、大いに利用し
「これはちょっと」と思えるものは思い切って処分しましょう。

高齢になるほど
判断力が低下しますし
片付けたくても気力がなくなってきます。

台所は毎日使う場所なので
手が付けやすいはず。
身近な断捨離をしてみましょう。