柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

動画サービス「ITAKOTO(イタコト)」に記事を見て

2020年08月05日 | エンディングノート
ロンドンブーツの田村淳さんが8月3日
大切な人に「遺書」をのこすための動画サービス「ITAKOTO(イタコト)」の開始を発表したそうです。

田村さんは
以前、番組の企画で「イタコ」を見たことがきっかけで
死者の言葉は、生者の生き方を前向きに変えられる可能性があると気づき
慶應大学院で「死者との対話」というテーマを研究。

調査では『遺書』への印象は51%の人が「ネガティブ」と感じていますが
田村さんがワークショップや、身の回りの人やTwitter上で検証した結果
健康で思考がはっきりしている状態で遺書を書くと、
遺書への印象がネガティブからポジティブに変わる人が多いことが判明

「遺書は他人のために書くものだけど、結局は自分を知る機会になる
自分は何が大切で、どうやって生きていけばいいのかという道が見えてくる
だからみんなもっと若いうちから、何度でも遺書を残した方がいいと思う」

これをデジタルの技術を使ってサービス化できないかと考え今回の企画に至ったそうです。



「家族に遺すメッセージ」
7月末に書いてブログです。

その人を思って書くメッセージは
自分の過去を振り返る作業なんですね。
その時に自分の間違いを見つけたり
人に支えられていたことに気が付くことが多いのです。

自分がいなくなってから見てもらう「最後のメッセージ」だから
素直な言葉が綴られ
受け取った人は、その人の姿が見えなくても
その存在は遺ります。

書いてみる、
時々読んでみる
自分の素の気持ちを知る
その気持ちを相手に繋げる

あなたも元気なうちに
大切な人へメッセージを書いてみませんか?