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柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

私がエンディングノートを作った理由

2020年07月14日 | 老後
皆さん、エンディングノートを書いていますか?
ほとんどの方は NO でしょうね。
私は鉛筆で書いています。
鉛筆は気軽に書き直せますから。
時々、内容確認のために見直します。

世の中に沢山エンディングノートが出回っているのに
何故、私が自作したのかをお伝えします。

仕事柄、各地、各関係機関から
「わが社のエンディングノートです」といただきます。
どこのエンディングノートも内容はほぼ同じです。
他社のを参考にして作られたのでしょう。
残念ながら私が欲しいエンディングノートはなかったのです。
だったら私が作ろうと思い立ちました。

手前味噌で本当に図々しいと思うのですが
私の作ったアクティブノート(エンディングノート)は
必要な事が端的にされていて凄くいいと思いました。

書く人のために参考になる文章や資料を付けました。
エンディングノートの中にもたくさん書かれていますが
「書き方ガイドブック」が大いに役立つはずです。
それも、分かりやすい内容で書いたつもりです。

私は皆さんより「エンディングノートがどんなに家族に役立つか」を知っています。
是非活用していただきたいので、折を見て紹介させてください。
今日はガイドブックの1ページ目を紹介します。


はじめに
「将来のことなんて、今決めてもしかたない。なるようにしかならない」と
以前は私自身がそう思っていました。

しかし、独居の伯母、実父、義母を見送り実感したことは
例え「高齢者の死」であっても家族にとっては突然の出来事で戸惑うことばかり

それぞれの後始末をしながら「故人は何か伝えたいことがあったのでは?」
「本当はどうして欲しかったのか?」との想いが胸をよぎりました。

私も今の財力で果たして無事に人生を閉じられるのか?
子供に何を伝えておくべきか? 迷いに迷っています。

仕事柄、超高齢社会の問題点やその解決策も見えてきた私は
その対策として「アクティブノート」を作成しました。

先ずは書き始めて「今の自分ならどうしたい?」を探ってください。
その先で「解決しておかなければ困る」という問題に取り組みましょう。
アクティブノートは一度書いて終わりではありません。

配偶者が亡くなったら、介護が必要になったら、と
人生の分岐点で書き直す必要があります。
書き直していいからこそ、気軽に書けるのです。

不安事についても仮でいいから決めておくことで
これからの人生を楽しむ余裕も出てきます。
さあ、一緒に頑張ってみましょう!

柴田典子

これが私の紹介と共に書かれています。
次回も少しずつ紹介するので見てください