柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

葬儀の基本的接遇とは

2015年08月20日 | 葬祭スタッフ
葬儀社から依頼を受けるのが多くなったのが
「葬儀の接遇」についてです。

葬儀社が研修をし始めた頃
始めに社員に受けさせたのが「接遇」でした。

もう既に行き渡った知識と思っていましたが。

今、求められているのは
マナーと言うよりは
お客様との会話や案内の中で
どの位、お客様が喜んで頂ける事が出来るのか?
という接遇です。

本来、葬儀社に来られるお客様は
特別なものを求めている人はいません。
慣れない葬儀の中で
無事に故人を送り出す事を求めている方が多いのです。

しかし、葬儀を終えてみたら
とてもよい葬儀だった、と周囲の人々から褒められた。
家族や親族も、いい葬儀ができて
きっと故人も喜んでいるはずだ!
と実感した。としたら
遺族は、葬儀前に想像していた以上の
葬儀への満足が生まれるはずです。

それは、担当者一人の力ではなく
担当者と一緒になって、お客様に接したスタッフの力です。

それこそ、いい接遇から生まれてくるのではないでしょうか。

素敵な挨拶が出来
程よい会話があり
不足ない説明が出来
困らないような提案があり
知らないことへの情報提供が出来る

そんな接遇が大事なのではないでしょうか?

今日も
「自分自身を見つめなおす初歩の接遇」という講演をしてきました。