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柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

毎年送る供養のお花

2015年08月11日 | 
毎年1月と8月に供養のお花を送っています。
1月は友人の娘に。

留学先での交通事故死でした。
20歳の夢多き女性でしたが
帰国を目の前にした死です、
彼女の母親と大親友だったので
その悲しみは、痛いほどわかり
私に遺族ケアを考えさせてくれました。

8月には
やはり友人の息子が山の事故で亡くなりました。
彼の死は、年末の喪中葉書で知り
鳥肌が立ったのを覚えています・

喪中葉書ではことの詳細がわからず
「どうして?」の繰り返しばかりでした。

その後、御嶽山での滑落事故と知りました。
彼は息子と同じ年でした。


私には彼らが不幸な死をとげた、とは思えません。
生まれる必然があり、生を終えた意味があったのでは・・・と思っています。
この世の姿はなくなっても、彼らの魂というか根源というか
そういう本来の物は存在している、と思っています。


本来の魂は人より、より神に近いらしいです。
そちらの世界では死は、次へのつながりらしいのですが

そうは言っても
親にしてみれば、目の前にいる子供を亡くすのですから
簡単に割り切れるはずもなく
悲しくて苦しいばかりです。

生は永遠と考える私でも
自分の身に起きれば、気が狂いそうになるでしょう。

親友たちを納得させられる言葉も持ち合わせない私が出来る事は
「忘れていないよ!」と伝える事だけです。

その為に毎年お花を送っています。
また、それぞれの一年が始まります。