
3日間、熊本に行ってきました
今回は、接遇の研修です
約60名の方が受講されました
毎日、葬儀を行っている方々に
改めて葬儀の接客対応を教える、って
結構、難しいことです
「今さら教わらなくても・・・」
そう思われるはずですから
葬儀会館が立派でも
祭壇が素晴らしく大きくても
花の飾りが上手でも
ご遺族が一番、心に残るのは
葬儀の世話をしてくれるスタッフの対応や気遣いなのです。
多少、会館が古くても
細部まで心配りしてくれたスタッフがいたら、好印象で終わります。
もしも、又、葬儀をお願いするならここにしよう!
と思うはずです。
例えどんなに上質な会館であっても
スタッフの対応が、事務的だったら
または、とりたてて好印象で無ければ
次の葬儀の機会は、どこの葬儀社になるかわかりません
たった2日間で
「あなたに葬儀をお願いできて良かった。今度ゆっくりお茶を飲みに来て!」と
言っていただけるほどの関係つくりをするのが
葬儀スタッフの役目だと思っています
それには、「私の力を120%出してお世話します」を心がけ
自己満足に終わらず、ご遺族にもその想いが伝わる事がだいじだと・・・
そう念じていつも研修を行なってきます
多くの場合、受講される方々は
「警戒心」をもっています
今までの行動をむやみに変えられるのは、誰しも好みません
先ず、私自身を信頼していただけることが大事です
研修の初めは、そのことに時間を費やします
その変化が現れ始めたのを確認して
やっと本題に入ります
殆どの方は、「ご遺族の為に」が基本にあるので
私をいぶかしく感じなければ
熱意をもって、受講して頂けます
相手を変えるのは、先ず自分を分かっていただくことですね
実は葬儀の接遇も同じで
ご遺族に自分の気持ちを伝えることから始まるのです!!!
と言う訳で、熊本でも良い受講生に恵まれ
研修を終えてきました
39度を超える暑さでしたが
馬刺しやからしレンコン、熊本ラーメン、太平燕も堪能してきました
そして帰りに熊本空港で買った「からしれんこんチップス」がとても美味しかったですよ