遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

フジタ展 (おまけ)

2009年06月03日 15時13分43秒 | 雑記

  『レオナール・フジタ展』の出口で、ハガキを買いました。

  動物好きの娘には、写実的な猫と犬の絵のハガキを、
  フジタがデザインし造った仏の教会のステンドグラスのハガキを、
  ステンドグラスの創作をしている友人に選びました。

  いつも展覧会を観た後に思うのですが、会場外で販売されている記念ハガキは
  どんな基準で選択され、作られているのかしらん?
  私の印象に残り、あの作品のハガキが欲しいな、と思うものが、
  ハガキになっていないんですよねぇ。
  複製するのに問題があるのでしょうか?
  私の好みが、特に「あまのじゃく」な訳ではないと思うのですけれど・・・
  常々、疑問に思うことのひとつです。

    わがまま母
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フジタ展

2009年06月03日 14時23分50秒 | 雑記
   6月3日(水)

  午前中に『レオナール・フジタ展』を観て来ました。
  近くの病院に行ったついでに、ふらりと寄ってみました。
  こんなことが出来るところが、東京の展覧会と違って地方のいいところかな?
  この展覧会の内容、東京で開催されていたら確実に行列できてますねぇ。

  ずっと気にはなっていたのですが、
  そんなに好きな画家というわけでもないし・・・と迷いつつ
  展覧会終了まじかの今頃になって観て来た次第。

  でも、観る価値有り!でした。
  フジタは、パリでその乳白色が絶賛された画家です。
  私の知っている作品は、乳白色の女性の絵や、繊細なタッチのモノクロっぽい絵
  (猫や女性の)、それになんといってもトレードマークのようなオカッパ髪に
  メガネの自画像などです。

  ところが、今回は、壁一面に広がる大作が展示されていて驚きです。
  行方がわからなくなっていた作品らしいのですが、仏のアトリエかどこかで、
  グルグル巻かれたままの状態で発見され、カビなどで保存状態が悪く、
  フランスの修復家たちの手により、歳月をかけ修復されたのだそうです。
  『ライオンのいる構図』『犬のいる構図』と、『争闘』が2作品。
  この4枚が壁一面に展示されていて、見応えがありました。
  どうやらルネサンスの画家の影響を受けて描いたらしいのですが、
  そこは「やっぱり、日本人画家だな~」という印象が強く残りました。
  ライオンもそんなに怖くないし、犬も・・・
  『争闘』はいろんなポーズの闘う?男性が画面いっぱいに描かれているにも
  関わらず、迫力という点ではイマイチ。
  ミケランジェロの描いた男性と較べてはいけないのでしょうが、、、
  同じように男性の筋肉、躍動感を表現しようとしているのだと思うのですが、
  全く迫力が違います。
  とはいえ、今まで観たことのない貴重なフジタの大作を観ることが出来て
  良かったです。
  でも個人的には、やっぱりデザインとかの方が素敵だな~、と思いますが。

  そんな感想を抱きましたが、一見の価値はあったと満足。
  フジタの今までのイメージが、少し変わりました。

    わがまま母
  
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