遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

アトミック・ゴースト

2008年10月17日 17時12分13秒 | 読書
    アトミック・ゴースト   太田昌克(著)2008年4月発行

 著者は、共同通信入社後2003年~2007年まで、同社ワシントン特派員として
 国務省、ホワイトハウス、連邦議会などを担当、広島支局時代以来のテーマ
 「核問題」をフォローし続けた・・・と紹介文にある。
 2007年秋からは、休職し大学院博士課程で、米核戦略と日本の安全保障政策
 に関する研究に従事しているそうである。
  この本は、そんな核報道の第一人者がまとめた現在の世界の「核」について  
 の、驚くほど詳しいレポートである。

 「アトミック・ゴースト」は、その名の通り「核の亡霊」であり、その正体を
 突き止めようと取材はすすむ。
 「9,11」以来、「使える核」の実現を目指した『核ネオコン』の存在。
 冷戦期とは、比較にならない複雑な「第二次核時代」の脅威について。
 核開発に進むイラン、北朝鮮、、、。

 ソ連崩壊により、核が拡散する危険性が指摘されてから10年以上を経て、
 世界の核拡散は、もはや手に負えないところまできているのではないか、と
 思ってしまう。
 国家間での「核」の交渉なら、お互いの国民、国を憂えば、ある程度の交渉の
 余地はあるし、ボタンを押すことに躊躇いも起きよう。
 しかし、狂信的なテロ集団や国家というものを基盤としない集団であれば、
 核の被害から国を守る、などということはそもそも考えにないわけだ。
 そんな目に見えない相手と、核条約を締結することは不可能だし、また何処の
 誰が使える核を保有しているか、さえ把握するのが困難になっている。

 知らぬまに、「核」の問題が益々難しい状況になっているのが納得出来た。
 そのための資料収集と取材が素晴しく驚異である。
 それにしても、ブッシュ政権の8年間は、アメリカにとっても、世界にとっても
「失われた8年」というには大きすぎる代償を払うことになりそうで、心の底から
 恐ろしいと思うに到る内容であった。

   わがまま母
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自主トレ! 16

2008年10月17日 16時34分36秒 | スポーツ
  10月17日(金)晴れ
 
 今日もいいお天気。
 晴れた日には、家中の窓を開け放し、掃除洗濯と忙しいです。
 昨日のロング練習のクイックターンのせいか、腰が痛くてたまらないのですが、
 頑張って『自主トレ』に参加してきました。

 【メニュー】
 w-up  ① 300m  choice
     ② 50m×8 IMO 1'40
 kick  100m×4  3'
 swim  {100m×3}×3set
     ① 100×3 3' →ネガティブスプリット
     ② 100×3 3' →前半50をレースペースで!
     ③ 100×3 3' →1,2本目;スムーズ 3本目;ハード
 pull  400m
 total  2,400m
   ※ネガティブスプリット
     ペースを落とすことなくリラックスした泳ぎで前半を入り、後半50
     は本番を想定し追い上げていくイメージ。
 
  このメニューは、またも雑誌からの借用ですが、どうやら100mのレース
  を想定した練習内容みたいです。
  なので、来月長距離レースを泳がなければない私達には、あまり向いてない
  ような気もしたのですが、せっかく7人集合したので、
  一緒に練習してみました。
  私も最近は、100mをバテないで泳げるようにはなってきたのですが、
  後半を上げていく!というのは、相変わらず苦手。
  前半気持ちよくスピードに乗って、後半力尽き沈む・・・が得意パターン。
  昨日の400mの試泳でも、100は調子よく、200、300はダルダル、最後50だけ
  力を振り絞る・・・という流れでした(涙)
  100mから先が問題なんです!
  200mのサークル練習なんて、したことないからな~。
  やっぱり中距離って、私にとり「未知の領域」なのだ。
  あと1週間の練習で、<200~300m>をバテずに泳ぐコツなどないもの
  でしょうかね~?  

    わがまま母   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする