38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

豪雨災害、いまできる備えは。

2018年07月11日 | 農と暮らしの日記
ゆでキャベツの梅・しそ・ちりめんじゃこ和え。
塩とポン酢しょうゆであっさりと味付け。

キャベツのB品が毎日どんどん出るので。
ゆでてかさを減らしてどんどん食べる。

キャベツはもうほとんど終わり。
畑に残っているのも、今回の大雨とその後の高温でさらにどんどん傷む。
でも、まあまあ穫り切った感じ。



火曜に四国地方も梅雨明け。
九州北部から中国、近畿、東海、北陸、新潟県が月曜に先に梅雨明けしたけど、なぜか四国と九州南部が残っていた。



月曜、火曜と出荷中心。
雨続きで畑のことがほとんどできなかったから、出荷作業だけに時間をとられている場合でもないのだけど。
水曜は畑が少し乾いたので、茄子とピーマンの草を刈り、ズッキーニなど初夏の野菜の畑を片付けた。



それにしても。
今回の豪雨災害はその被害の範囲の広さと各地での被害の激しさに驚くばかりだ。

先週の前半だろうか、まだ台風後の雨が本格的に降り出す前のこと。
気象庁の発表?では今回は記録的な雨になるということがラジオでもしきりに報道されていた。なかには「歴史的な大雨」という表現もあったと思う。
それを聞いてとても恐ろしく感じたのだけど、その後、近くのいくつかの川の水位はさほど高くならず、事前の避難を現実的に考えることはなかった。

やはり、最近の自然災害には人の関わる部分が大きいと思う。
「人災」と言わないとしても、せっかくの情報や組織、人々の危機感などがうまくかみ合わないために、防げたかもしれない、減じることができたかもしれない災害が起こってしまう。

政府の初動に問題はなかった、のだそうだ。
問題がなかったとしても、まさか今後も同じでよいと思っているわけではないだろうから、それを確実に形にしていかなければ。それは政府や自治体だけの仕事ではなく、一人一人の仕事だ。「問題なかった」のであれば、なおさらのこと。
自分のオールから手を放してはいけない。

黒瀬ダムが満杯になるとき、ダムの管理者はどう行動するのかを、あらかじめ知ることはできる。
黒瀬ダムで緊急の放流の警報が出されるのはどういうときなのか、警報が出たときにそれはどのようにして我々に知ることができるのか(あるいはできないのか)、そのとき実際に加茂川はいつどのようになるのか、自分たちにはどれだけの時間があり、そこで何をすることができるのかを、あらかじめ知ることはできる。

<最近の野菜セットの例>
じゃが芋、人参、キャベツ、胡瓜、莢いんげん。
セットによってほかに、ズッキーニ、枝豆、茄子、ピーマンから。
コメント
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